2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜカラオケ屋でクラリネットの練習をするのか

娘のお稽古を待つ間、カラオケボックスへ行ってみる。目的はクラリネットの練習だ。ふつう、スタジオを借りると30分で300円。プラス税金だがカラオケ屋さんのシダックスだと一切合切で一時間400円である。安い。 楽器によっては断られることもあるという…

なぜ地下鉄の中で座ろうとすると緑のバッタがどいてくれないのか

会社を早く出て帰宅しようともくろんでいたが、8時が9時になり、9時半になってようやく脱出できた。それでもいつもより早いのだから困ったものだ。ビルの玄関も正面から出られるし、地下鉄の入り口も最短距離。うれしい。 地下鉄に乗って座ろうとすると椅…

なぜ手羽先を4人で10人分も食べてご機嫌なのか

実は川崎では手羽先を食べることになった。僕は初めてだったのだが、同行の人が連れて行ってくれた。「世界の山ちゃん」というお店で、名古屋では有名なお店らしい。東京にも支店があり、川崎にも二軒があるそうだ。お店にたどり着くと4組待ちだという。そ…

なぜラゾーナで川崎がタイムマシンになるのか

ラゾーナ川崎のプレオープンに出かけた。 なにしろJRの川崎駅で降りたのが生まれて初めて。川崎という地名からはモクモクと煙を出す工場街というアナクロなイメージしか持ち合わせていないので、その大都市ぶりには大いに感心した。 ラゾーナ川崎プラザは東…

なぜ安倍晋三の就任にわけがわからなくなるのか

自分の国の内閣総理大臣が交代したというのに、なんの感慨もないというのは大人としてどうかと思うが、内閣の顔ぶれを見てもよく分からないというのが正直なところだ。誰が何のエキスパートなのか全く分からない。これというのも代議士が多すぎるからだ。参…

なぜ偶然居合わせた車が欲しくなるのか

自転車で家路を急いでいるときに、かっこいい車を見かけた。 ちょっとまえのポルシェに似ているが、明らかに違うテールライトだった。シルエットが丸みをおびて、光の軌跡が美しい。とはいえ、真夜中のことなので色も車種も分からない。追いかけてみることに…

なぜ旧友との再会でモンキーズを唄い叫ぶのか

土曜日は小学校のミニ同窓会。ミニのはずが15人も集まったのだからちっともミニではないね。6年間クラス替えなし、という特殊な環境だったので想い出は多く、結束も堅い。 今回のメインはいつも海外にいるのですっかりご無沙汰の男が登場すること。クラス…

なぜ国立はいつも適度に懐かしいのか

国立の街で、ぽっかりと空いた時間が出来てしまったので、ひとりでぶらぶら散歩する。 高校生のころから馴染んだ街だけれど、知らないうちにどんどん変わっているんだなあ。おしゃれなお店も増えているし、国立楽器にはレコードはもちろんCDもなく、ピアノが…

なぜ急にハイビジョンでビデオを撮りたくなるのか

ビデオカメラの進歩には驚かされる。数年前までプロ用しかなかったハイビジョンカメラは、値段も凄くて1000万円だった。たしかビクターから民間用が出て、それが30万円くらいで安い!と驚いた記憶がある。でもそれなりの大きさで、こんどはSONYから昔の8ミ…

なぜ仕事で疲れるとウイスキーがおいしいのか

余市という街が北海道にある。 そこにウィスキー工場があって、ずいぶん以前だが、訪れたことがある。 そのときウィスキーの倉に入れてもらった。あまい、アルコールの香りがする。湿度があって、温度は低くて、鼻の奥に感じる不思議な感覚がいまでも忘れら…

なぜ大友克洋の初版本は栞がないと価値がないのか

代休で会社をお休みする。目的は部屋掃除。この前かたづけた書籍の山をふたたび整理して古本屋さんに売りに行く。古い本を片づけるのはつい読み出してしまうので、思い切りが大切。渋谷の漫画専門店に持ち込んだ漫画類は、一冊最高でも300円ほど。ほとん…

なぜ酔っぱらって深夜に帰ってきても冷蔵庫に向かうのか

ぬか漬けを始めた。 かなり以前にもやっていたのだが、たしか、夏場の温度管理に失敗してそれきりやめていたのである。今回は久々の再開だ。ぬか漬けは楽しい。ぬか床の中に野菜を入れておけば、一晩でおいしい漬け物ができあがる。市販のぬか漬けとはひと味…

なぜ土壇場まで吉祥寺にでかけていせやを訪れるのか

実は昨日のバーベキューの後、寄り道をした。 吉祥寺駅で乗り換えのために降りたので、そのまま公園通りへ出て次女を連れ、いせやを訪れた。なくなるなくなると聞けば何度も行きたくなるのが人情というものである。で、覗いてみるとお気に入りの席がちょうど…

なぜバーベキューには珈琲がなければならないと信じ込んでいるのか

曇りのち雨、というかなり自信満々の天気予報を見たが、予定通りバーベキューの集いに出かけた。 立川にある昭和記念公園は、昔の飛行場の跡地だと思う。幼い頃、電車の中から真っ黒で巨大な飛行機を見た記憶があるのだが、それがここではないかと思う。軍隊…

なぜテントウムシの砂場が出たり入ったりするのか

燃えないゴミの日。次女の留守をねらってテントウムシの形をした砂場を捨てようと試みる。ずっと以前、トイザらスで購入したもので、巨大なテントウムシのふたをはずすと砂場になっているという遊具だ。近頃は公園の砂場が猫のトイレになっていたり、ガラス…

なぜ酔っぱらい運転がなくならず違法駐車も復活するのか

自転車で会社から帰るのはたいてい夜中になる。夜中というより深夜。銀座、赤坂、六本木、青山、渋谷、新宿、のいずれか、というよりいくつかを通らざるを得ない。血中アルコール度数が高い街ばかりだ。幸い酔っぱらいの車に関わったことはないが、考えると…

なぜiPodが新しくなるたびにそわそわするのか

新しいiPodは24時間ノンストップだという。すごいなあ。 映画の配信も始まるらしい。ネット経由で調達できるようになるとDVDなどのメディアが売れなくなると心配している人もいるらしい。もともと無かったものが消えていったところで困るのはメーカーばか…

なぜシャレードのテーマが耳について離れないのか

きょうも慌ただしい一日であったが、たまたま映画の話が出て、オードリー・ヘップバーンの映画「シャレード」の音楽が頭の中で回り始めた。クロード・ルルーシュの話などしたのがいけなかった。どこをどう間違ってシャレードになったのかわからないが、いち…

なぜ9月は異動の季節なのか

もはや終電である。乗客が皆降りたあとの車内に、花束が落ちている。そばには誰もいない。寝過ごしたお客を起こして廻っていた車掌が、あたりまえのように花束をひろって、そのまま酔っぱらい客たちを起こして歩いていった。9月は会社員の異動の季節なのか…

なぜ戦争で負けた国の映画はかくも切ないのか

イタリア映画の名作(といわれる)「自転車泥棒」を見た。 渋谷のドンキホーテで290円で売られているDVDだ。こういうのを買うことがいいことかそうでないのかは難しいところで、映画の内容がいいと、ますます買ったことを後悔する。ただの金儲けではなく…

なぜ梅ヶ丘のパン屋さんまでテクテク歩いていくのか

朝はヨメといっしょにウォーキング。梅ヶ丘にあるパン・ド・ラサまで早足で歩く。ここのパンはとてもおいしい。しかも、日曜も朝早くから店を開けていて焼きたてのパンを売ってくれる。 お店の扉を開けると焼きたてパンの幸せな香りがする。店はけして広くは…

なぜ晴れた日はモノクロの写真を撮りたくなるのか

実家の建物を取り壊すことになったので片づけなどいろいろ。中学生から社会人になるまでの17年あまりを過ごした家であるので思い入れもあるが、誰も住まないまま放っておくわけにもいかない。母と姉たちも集まったので、記念の写真を撮っておいた。それとは…

なぜマイルスの音は50年経ってもめちゃくちゃお洒落なのか

久しぶりにアナログレコードを出して聴き始める。マイルスはいいなあ。恥ずかしながら我が家のCDプレーヤーはスピーカーケーブルより安いしろものなので、アナログプレーヤーのMCカートリッジで再生される音の方が艶も深みもあっていい感じがする。 STEAMIN'…

なぜ役人たちはだんまりを決め込むのか

あちこちの役所で起こる「裏金」のことなんですけど。 もちろん公金を集団で横領していたんだから悪いに決まってるけれど、役所って堅いつとめの人がみんなでやってるってことは「どうしても必要だったんだ」という理由があるんじゃないでしょうか。そりゃあ…

なぜライオンだと思ったら牡牛なのか

丸の内は不思議なイベントをする場所で、ここ数年は街角に不思議な牛が並ぶ。いつもは牛のかたちをした模型(なんだかしっくりしない)にペイントしたものが多いのだが、今年はまたまた変。いい意味で変。後日写真をアップしますが、たてがみのある牛とか、…

なぜ銀座山野楽器に行くと懐かしい気持ちになるのか

クラリネットという楽器はマウスピース(吹き口のところ)にリードという板をつけて、これを息の力で振動させることで音を出す。リードの材料はケーンという葦の仲間で、見た目には竹細工のようである。竹とんぼの羽の部分にも似ている。 これは消耗品であり…

なぜパンツを忘れても平然と会社にいるのか

ようやく風にも秋の気配が感じられ、セミの声も遠くなってきた。朝も夕も、自転車通勤は楽しく快適だが、汗の処理だけは面倒である。着るものには神経を使う。ふつうの綿ではべたべたになってしまう時でも、化繊のスポーツウェアなら、走っている間にどんど…

なぜ法事の席でも食い過ぎ飲み過ぎてしまうのか

親戚の七回忌があり、墓参り。その後は会食。故人は無粋なことが嫌いな方だったので、坊さんも呼ばず、煩わしいしきたりもない。形式に囚われる方が安心という方々もいるけれど、自分のやり方で周囲を納得させる人の方が好きだな。と、正当化するわけではな…

なぜ北沢八幡のお祭りでついチヂミを探してしまうのか

きょうはお祭り。昼間は子供御輿。夜はお神楽見物。下北沢の祭りは今時の祭りだ。今時の若者たちがぞろぞろと集まってくる。昨今は浴衣姿の若い衆も増えて誠に喜ばしい。境内には夜店が沢山出ているが、ほとんどはいわゆるプロではないらしい。ボーイスカウ…