2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ何もしないうちに年が暮れて行くのか

いやはや、12月になってしまうのである。 年の初めにやらねばと思ったことがほとんどできていないのに愕然とする。今からではどうせ間に合わないや、来年にしようというアキラメがふつふつと湧いてきて、きっとこのままだらだらと新年を迎えるのである。荷風…

なぜ夜の渋谷駅ホームでジタバタしているのか

デイパックの愛用者である。自転車通勤のときにはメッセンジャーバッグが使いやすいのだが、それでも荷物が多くなるとデイパックを背負うことが多い。背中に汗がたまるので夏向きではないのだけれど、それも冬にはほとんど問題にならない。電車で通うときに…

なぜ夜中にテレビの前に座ってニコニコしているのか

TVドラマの「のだめカンタービレ」。いい年したおっさんのくせに毎週楽しみに見ている。前回から登場しているオーボエの黒木君がいい。のだめといい千秋といい、役者がはまりすぎ。素晴らしい。こうしてテレビドラマが見られるのもDVDレコーダーのおかげだ。…

なぜ勤労感謝の日に朝から茄子を求めて青山を歩き回るのか

朝の代々木公園をヨメと散策する。 桜の落ち葉は赤く、銀杏は黄金色に染まり、この時期の公園はなかなか美しい。池ではカラスの集団が行水をしている。案外長い間水の中ではしゃいでいるので、感心する。烏の行水ではなかったのか。 カメラ親爺の集団がモデ…

なぜなんにもしないでも平気の平左なのか

いちにち無為に過ごす、というのもたまにはいいよね。 ごはんつくったり、昼寝したり。 片づけものをしなきゃいけなかったんだけど、またサボってしまいました。 ごめんなさい。ところでauのメールが全然反応しなくなった。午後9時から12時頃まで。ローカル…

なぜふつうの一日がこんなにも気持ちいいのか

バンドの練習。やっぱり難しくて全然出来ない。 カラオケボックスに楽器を持ち込んで練習するしかないなあ。その後はともだちのお店でカレーをいただく。 アンコウと牡蠣のカレーがうまい。 骨がめんどくさいけど。鍋を食べてるようなカレー。 ああ、幸せだ。

なぜ手帳に書かれたライブの予定がことごとく無駄になるのか

行く、と決めないとなかなか行けないのがコンサートと映画である。 切符を買うと無駄にしてしまうことが多いので、怖くて買えなくなってしまったが、そうなるとますます行かなくなる。 こんなに行けないんじゃあ、東京に住んでいる甲斐がないなあ。来週は映…

なぜ夜中のオフィスに座り日本茶で顔を冷やしているのか

新しいオフィスに慣れない。コーヒーはエスプレッソが出る機械があるのでそれを飲む.。使い捨てのカップとそれを入れるホルダーを使い、飲んだら当然返しに行かねばならない。帰る前にホルダーを返しておこうと律儀に考えたのだが、今日は少し勝手が違った。…

なぜ東急ハンズがない場所での生活は想像できないのか

渋谷でいきなり時間を持て余した。雨に降り込められてしまいうろうろすることも出来ない。 幸い場所が東急ハンズだったので、退屈はしない。 ウサギのえさが切れていたのを思い出し、自転車のヘルメット置き場を整備するのを思い出し、娘の工作の手伝いを約…

なぜ煉瓦亭のシーフードカレーは人をトリコにするのか

新富町の「煉瓦亭」は大好きな洋食屋である。グルメの皆さんは銀座の総本店を褒めるようだが、僕は新富町の煉瓦亭が好きだ。その理由の一つがシーフードカレーの存在である。 もちろんこのお店はフライが得意なお店で、牡蠣フライでもコロッケでもおいしいと…

なぜ新しい仕事場に行くのに道に迷い続けるのか

マッカーサー道路という名前を聞いたことがあるだろうか。 虎ノ門から新橋を経て埠頭までを一直線につなぐ道路を造る計画がある。つまりそれはアメリカ大使館から港までをつなぐ道路である。終戦直後に立てられた計画なのでマッカーサー元帥の名前が付いてい…

今日が先生の初七日。 OBが集まってアンサンブルをする。アントニーン・レオポルド・ドヴォルザークの「新世界より」。この前パート譜を見たのは30年以上前だよ。こんなに難しかったっけ?これ全楽章やるのはどうなの?やれって言われりゃやるけどさあ。あ…

朝、雷鳴で目が覚める。 雨が降っている。ぼんやりとした気持ちで一日、家から一歩も出ずに過ごした。小学生の娘が古いファミコンをどこからかひっぱり出してきたので、しばらく一緒に遊ぶが「パパ下手ね〜」と言われる。確かに下手だ。 ランチにトマトソー…

仕事のあともまっすぐ帰る気がせず、同僚たちと飲みにいく。 刺身もうまく、何を頼んでもはずれがない。しかも安い店。小さい店だから店名はここには書けない。一升瓶の芋焼酎を頼んで、ずんずん飲むが飲み干すには至らなかった。渋谷から家まで、30分ほどか…

よく晴れた。告別式。朝から先生宅に集合する。若い教え子は辻ごとに立ち案内役。ベテランは受付、進行役など。僕は役に立たない。 坊さんを呼ばないので読経はない。先生らしい式。昔の演奏会の録音が流れる中、焼香する。大勢の人人人・・・。出棺の時に楽…

通夜。 仕事を終えて戻れたのがすでに8時であったので、ヨメと長女を車に乗せて先生宅へ走る。 長女は小学生のころからかわいがられていたので、どうしても行くという。合宿ではいつもちいさい秘書として付いて歩いていたからね。さすがに遅くなるので次女は…

通夜と告別式で飾るために過去に撮りためた写真の中から、先生の肖像を選ぶ。 ソファで寛ぐ様子など、表情の優しいものを選んだが、一枚だけは指揮台に立ち指示をしている写真。晩年はいざしらず、古い教え子なら震え上がるようなシーン。すべてモノクロであ…

はじめて新しいオフィスへ出社する。 再開発の地域は駅から歩くにはわかりにくい。ややこしい地下鉄の出口から出て、ややこしいビルの通路を歩き、会社に着くまでに10分はかかったと思う。途中、仰天するような電話がかかってきて、さらに混乱する。中学高校…

なぜNHK FMで団十郎のチェロを聴いて感激しているのか

めずらしくNHK FMにチューニングを合わせてなんとなく聴いていたらコンサートの生中継をやっていた。エルガーの「チェロ協奏曲 ホ短調 作品85」。はじめて聴いたが派手な曲だなあと感心した。チェロは石坂団十郎。ただしドイツ人。もちろん日系の方ですが…

なぜカウンターが増えていく様子を気まずい思いで見守るのか

お気づきの方もいらっしゃるだろうが、このブログにアクセス数を計るカウンターを数週間前から付けてみた。毎日10〜50人の方が訪れてくださっているらしい。気がつけばページビューは10.000を超えている。ははあ、物好きな・・・いや、有り難いことでありま…

なぜ不思議な気分で文化の日は暮れていくのか

文化の日だそうで。 そういえば物心ついたころからこの日はイベントの日だ。姉たちの学校の文化祭からはじまって、学校に上がってからは一貫して発表会だの演奏会だので、むやみに慌ただしかった。社会人になってからも現役の生徒たちのお手伝いが続き、気が…

なぜハロウィーンが終わるといきなりクリスマスなのか

夜の新宿へ行くと、すでに街がクリスマスになっていた。 みんな気が早すぎないか?たのむ、もうちょっとゆっくりやってください。 お願いですから。

なぜ東京タワーの向こう側については何も分からないのか

東京も西側の生まれなので、麻布の山から向こう側のことはほとんど分からない。桜田通りが国道一号線になるのかあ、と感心したり、それが東京タワーの西側を走っているのに気づいて驚いたり。断片的な記憶のパーツが集まって、ぱちりぱちりとジグソーパズル…