2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ裏道を探して赤坂を自転車でウロウロするのか

素晴らしい天気。当然、自転車通勤だ。 今日は赤坂の裏道に挑戦したが、あえなく敗退。氷川神社のあたりを通って、六本木通りに出るまでは好調だったのに、六本木通りを横断するにはずうっと先の溜池近くまで周りこまなければならないのだった。これではいつ…

なぜシートベルトでガチャリがたまらなくかっこいいのか

先日書いたメッセンジャーバッグの話。 25日に申し込んだら27日には到着という早業。始めは入荷待ちであったのに、予想外に早く入荷したとのことである。実に幸運。僕を待っていたとしか思えない。自己中心的。 カモフラージュ柄はこの年でどうなのか、とも…

なぜ楽器を持って銀座を歩くと幸せな気持ちに満たされるのか

楽器の調整を頼みに銀座まで行った。 もちろんわざわざ銀座まで行かなくても大久保当たりにいいお店はいくらもある。が、この店で買った楽器だし、仕事場にも近いので結局ここへやってくるのである。高校生のころ、自分の楽器が欲しくて小遣いを貯めていた。…

なぜあれもこれもやらねばならんのになかなかすすまないのか

少し前にバッテリーがへたって交換してもらったiPod miniがまた動かなくなってしまった。サポートの指示通りやっても解決しなかったので渋谷のAppleStoreへ。結局、保証期間と言うことで新しい機械に替えてもらった。新しいのに替えるチャンスだったのかも知…

なぜ東急ハンズに行けないうちに当たりの金物屋さんに巡り会うのか

キッチンの食器棚が壊れてしまった。壊れたと書くと破壊されたようだけれど、実際は扉の蝶盤が壊れて、開け閉てがままならなくなっただけなのだ。二つの蝶盤で取り付けられているうちのひとつが壊れただけで、こんなにも不便なものか。以前にも他の扉が壊れ…

なぜ辛い牛肉飯で温かい気持ちになるのか

芝大門で打ち合わせがあったあと、一人で仕事場に戻る途中にその店はあった。 「味芳斉」という中華料理の店。以前、通りがかりに一緒に歩いていた人が「この店、おいしくて人気があるんですよ」と教えてくれたのを思い出した。いつもはランチタイムは行列だ…

なぜ自転車に乗っていると自転車関連の物欲もふつふつ湧くのか

自転車通勤用の自転車を新調する、その財力は無い。だから、せめてバッグを新しくしたい。 メッセンジャーバッグはTIMBUK2の黒(でかい)と、薄いブルー(ちょうどいい)と、The North Face(丈夫)と、という具合で、他にもいくつか持っているのだが、さす…

なぜ自転車でさまよう時間は子供に還ったように楽しいのか

久しぶりの自転車通勤。 御殿山経由で帰宅しようとしたが道を間違えて五反田へ出てしまった。 そこからは目黒川をさかのぼって帰ってきたのだけれど、遠かったなあ。 自転車の楽しみは迷うことも含まれる。 迷っているうちに新しい道を憶えて、あたらしい経…

なぜオーケストラの音を聴いて心がじんとしてしまうのか

茂木大輔さんはN響の主席オーボエ奏者だ。有名な人であるので知らない人はいないと思うが、もし万が一知らない人は検索すればすぐ分かるのでよけいな解説はしないのである。この人のオーボエは素晴らしい、のかどうかは実はよく分からない。生演奏をちゃんと…

なぜTHE ONE SHOWが届くと春が近いのか

ニューヨークの広告屋さんたちがつくっている広告年鑑の名前をThe One Showという。 去年の優れた広告を集めた作品集なのである。昔の百科事典くらいの大きさだ。日本では時流と違うためなのか、あまり人気が無いけれど、僕は毎年楽しみにしている。もう20年…

なぜ木工はへたくそでも時間を忘れるほど楽しいのか

娘の工作の手伝いをする。学校の宿題ではなく、たまたま東急ハンズで買った木工部品の寄せ集めをつかって何かつくろうというのだ。小箱をつくりたいというのだがふたの部分だけは寸法が合わない。小さな板を切るしか無いようだが、あいにく我が家ののこぎり…

なぜグループインタビューはあたまを疲れさせるのか

土曜日なのに仕事。 ひとが集まって言いたい放題言うのを、隣の部屋でこっそり聴いて、それを詮索するという人の風上にもおけない仕事。ランチの後はちょっと居眠りしたのを告白します。それにしても今の女性は一人で自立することに執着しているのに、男は依…

なぜ六本木の街を走ってバブルの想い出にひたるのか

深夜の六本木に人が大勢いる。 車道にはみ出て手を振っている。 タクシーを止めようとしているのだ。ついこの間まではあんなに余ってお茶を挽いていたタクシーなのに、今日は全くつかまらないようだ。ああ懐かしい。バブルの頃を想い出す。六本木から南青山…

なぜ東欧のデザインは心に響いてくるのか

penという雑誌がある。 いつもおしゃれな特集をしていて、僕も興味を引かれるので時々本屋で覗いてみる。たまに買うこともあるが、正直なところ掘り下げ方が浅い気がして、目を通すだけで捨ててしまう。保存することは無かったとおもう。ところが今回の特集…

なぜ丸の内では風のにおいも懐かしく感じるのか

丸の内の街を歩くのが好きだ。 丸の内は三菱グループの根城であり、古いオフィス街であり、新しいビルが林立する街で、鼻持ちならないところもあるがそれも含めて好きな街だ。もともとは陸軍の練兵場であったところを岩崎弥太郎が払い下げを受けて街にしたと…

なぜ終電で帰ってきて酒を飲みながら山崎ハコを聴いているのか

年末年始に録画したTVを酒のつまみに見ている。ダラダラできてうれしい。今夜見たのはフォークの達人という番組で、山崎ハコの番組だ。山崎ハコはデビュー当時、林美雄のパックインミュージックで聴いて以来のファンである。もちろん不真面目なファンなので…

なぜ昭和がそのまま残っている場所ってやつは人を引き寄せるのか

近頃はGRDをぶら下げて歩いていることが多い。 何でもない景色を撮っておくとあとで面白いものだから、人の迷惑も考えず、とりあえず撮っておく。下北沢の駅前には有名なバラック立ての市場がある。吉祥寺のハモニカ横町や新宿のおもいで横町(小便横町の方…

なぜ下北沢の街をのんびり歩いてポテトチップを買ってかえるのか

バンドの練習で朝から夕方まで缶詰。 今回は練習のホールが西武線沿線だったので新宿経由で出かけた。練習中指摘を受けたのでオーケストラのスコアと見比べたら、ミスプリだ。高校生の頃から30年以上もミスプリのまま演奏してたのだった。 帰りがけにポテ…

なぜ写真は撮り手の気持ちとはおかまいなしに定着するのか

モノクロ写真を撮るようにしたら、なぜか撮影数が減ってしまった。 モノクロ写真は、形と、光の量を記録する装置なので色に頼らない分残酷な装置である。そのかわり、抽象度が高い分なんだか意味ありげで、見る人に努力を要求することになる。わがままである…

なぜ酔っぱらっていてもシャッターは切り続けるのか

いいレンズは夜景に強い、と思う。 Panasonicの手ぶれ防止機能は素晴らしいと思うが、やはりレンズへのお金のかけ方がもうちょっとあれば、と思う。記録写真としては全く問題ないけれど、味わいがなあ。で、GRDはどうかというと、やはりムードは出ていると思…

なぜ年始からデジカメをぶら下げてウロウロしているのか

Ricoh GRDの試し撮りを始めている。とはいっても、まずはすべてオートで撮っているだけだけれど。このカメラはデジカメの中では出色、カメラらしいカメラだと思われる。フィルムカメラのGRシリーズを持っている時と、ほとんど変わらない感覚で撮影できる。フ…

なぜ朝日新聞の夕刊はめったにないけどおもしろいことがあるのか

貧乏話が好きだ。 朝日新聞の夕刊は文化欄に森見登美彦と立松和平による「私の貧乏物語」という記事が載っていた。立松氏についてテレビタレント以外のことは何も知らず、森見氏については名前も知らない僕だが、かなり楽しませてもらった。新聞代を毎月払っ…

なぜ村田和人の歌を久しぶりに聴くためにレコード棚をひっくりかえすのか

年末のサンデーソングブックで久しぶりに村田和人を聴きました。昔のアルバムがデジタル化して再発されるそうで、これは昔なじみとしては買ってiPodに入れさせてもらわないと。とりあえずアナログ版を発掘してターンテーブルに載せた。電話しても♪とメロディ…

なぜ正月は飲んだくれてぼんやりするのがうれしいのか

親族が我が家に集まって大宴会。 おきまりのお節に、お雑煮。子持ち昆布や、サーモンなどなど、酒の肴をたくさん。義兄持参の餃子は、皮をこねて延ばして包んで、という段取りと人手を要するのだが、これが美味しい。いずれも、うれしいことであるなあ。 日…

なぜ初詣にでかけて和服でピザを食べているのか

あけましておめでとうございます。 一年の始まりはなにか誓いごとをするものらしいが、あっというまに経ってしまう一年では如何ともしがたい。せめてまた一年無事に過ごすことを願うばかりである。西岡たかしさんが言うには「成長というものは自分では止めら…