なぜテントウムシの砂場が出たり入ったりするのか

versaloft2006-09-16


燃えないゴミの日。次女の留守をねらってテントウムシの形をした砂場を捨てようと試みる。ずっと以前、トイザらスで購入したもので、巨大なテントウムシのふたをはずすと砂場になっているという遊具だ。近頃は公園の砂場が猫のトイレになっていたり、ガラスの破片が混ざっていたりして安心できない、という理由から購入したのだが、案の定、小学生にもなれば遊ぶことも滅多になく、ひたすらウッドデッキのオブジェと化していた。しかもプラスチック製であるため、木のデッキとのあいだが蒸れてしまいシロアリまで発生してしまった。これは家ごと駄目になりかねないので、冒頭の壮挙とあいなったのである。

しかし、ゴミの集積場の方からただならぬ叫び声がする。!ウォー!という声は果たして次女の泣き叫ぶ声であった。ゴミの車がやってくる前に、次女が帰ってきてしまったのだった。彼女はランドセルを担いだまま、巨大なテントウムシをずるずると引きずって、泣きながら帰ってきた。
「大人になるまでとっておくんだからね!捨てたら怒るよ!」
ええ〜?いくつまで砂場で遊ぶ気なんだろうか?
娘に怒られていたらゴミ収集車の音が聞こえた。ああ、間が悪い。スコップやバケツを捨てたことは当分黙っていよう。

トイザらスのページを見たけれどもうテントウムシは廃盤のようである。今はカニだという。進化したといえるのか>どうなんだトイザらス