2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜきょうもテレビを見て本筋と関係ないところで感激しているのか

なんとなくテレビを見ていたら松本清張の「点と線」をやっていた。ビートたけし主演の推理サスペンス、というにはあまりに古典的だけれど、やっぱり名作ですね。テレビドラマとしても、丁寧に作ってある気がします。推理と云うより、犯罪のシナリオを解きほ…

なぜ新橋「蛇の新」で生ビールを飲みつつ楯の会ってこのへん?などと話しているのか

新橋で飲んだ。新橋には星の数ほど飲み屋さんがあるけれど、いつも僕の仕事が終わる時間には大半が閉めているので、仕事場が新橋に移ってもう一年も経つというのにぜんぜん開拓されていないのでありました。 あるとき烏森神社の脇道を歩いていたら、暖簾に小…

なぜ担々麺のうまさに過ぎ去った時間を未練に思うのか

灯台もと暗しとはよく云ったもので、家の近所にこんなにうまい担々麺を食べさせる店があったとは!新代田という井の頭線の駅前に、「香家」というちいさいチャイナがある。このお店は環七に面していることもあり、前を通るたびにお客さんが入っているのが見…

なぜ芸術劇場のしっとりした空間を猥雑な池袋が覗き込んでいるのか

特別なことがないと日記に書くネタがない、と子供の頃には思ったが、そうではない、と大人になって気が付いた。毎日色々のイベントが進行すると、それを「記録」するのが精一杯になってしまう。ちょっと距離ができたころ書く方がネタはむしろ豊富なのだが、…

なぜCYCLE MODEの幕張まで出掛けてぐるぐる回って笑っているのか

CYCLE MODEって自転車の博覧会のようなもの。自動車で云えばモーターショーかな?招待券をいただいたので、幕張メッセまで行ってきました。自転車なんてみんなタイヤは二つでハンドルが付いていて新しいもかっこいいも無いような気もするが、真の当たりにす…

なぜデミグラソースの味で頭にいっぱいになるような時があるのか

夜もやっぱり仕事。大門のAZUMAYAでオムライスを晩飯にする。 ここの洋食はホッとする味でうまい。牡蠣フライも美味しいけどね。

なぜ煉瓦亭のシーフードカレーのあとはいい香りが口中に漂うのか

まだ神宮の銀杏は黄色くならないようだ。 久しぶりに遠回りをして都内の紅葉パトロールをしたが、まだ早い。ちょっと残念。ランチは新富町の煉瓦亭。銀座と同じ名前で、ロゴも似ている。関係があるのかないのかは、知らない。いずれにしても昔からある有名な…

なぜ花園神社のお酉さまでしみじみ楽しいのか

今日はお酉様。一の酉で、今年は二の酉までだそうだ。我が家は商家でないので熊手は神社で分けている小さなもので十分。お参りしたら、娘に射的をやらせて、杏飴買って、たこ焼き食べて、のしいか買って、サツマイモのポテトスティック食べながら帰ってきま…

なぜオヤジになると自分がとちった自慢話をするようになるのか

先日の演奏会の話。演奏と言ってもステージではなく、大広間の片隅に陣取って演奏したのでした。いわば余興であります。曲目はメンバーに合わせてアレンジしてもらったものばかり。「世界に一つだけの花」「さくら」「いつも何度でも」「一晩中踊りたい」「…

なぜ有楽町で会いましょうと言われてもその気になれないのか

有楽町を通ったら、知らないうちに新しいビルがオープンしている。ファッション中心のビルのようだったのでちょっと覗いてみることにした。ITOCiAと書いてイトシアと読むらしい。各フロアとも作りは秀逸だと思う。床材の使い方も変化があって面白い。若い女…

なぜ中国料理屋でドビッシーのメロディが鳴り響くのか

有楽町から日比谷側に降りて、線路沿いを歩くと「慶楽」がある。中国料理のお店で、昔からあるけれど、はじめて評判のスープチャーハンをたべた。 どんぶりの中にスープがあり、その底にはチャーハンが沈んでいる。まるで遺跡のようだ。恐ろしく、意外な食べ…

なぜ明るい時間から浜松町の焼き鳥の煙に心惹かれるのか

東京タワーが秋の夕暮れに染まる頃、すでに浜松町のアルコールタイムは始まっている。秋田屋のせいである。 とても有名な飲み屋さんで、4時頃前を通るとすでに顔を赤くしたサラリーマンのおっさんが集っている。店の中は立ったまま酒を飲んでいるひとでぎっ…

なぜリコーのカメラは渋い進化で超然としているのか

デジカメはRicoh GR-Dを使っている。アナログの時からGRシリーズのファンなのである。リコーというメーカーは不思議な会社である。NIKON やCanonのような大手の支配力が強いカメラの世界で、独自のテリトリーを守って、しかも優位に立っているように見える。…