なぜパンツを忘れても平然と会社にいるのか

ようやく風にも秋の気配が感じられ、セミの声も遠くなってきた。朝も夕も、自転車通勤は楽しく快適だが、汗の処理だけは面倒である。着るものには神経を使う。

ふつうの綿ではべたべたになってしまう時でも、化繊のスポーツウェアなら、走っている間にどんどん汗を蒸散させてくれる。中でも、肌に触れる部分はコットン調の柔らかい生地で、表素材は対照的にざっくりとした編みになっている素材が、汗がたまらず、冷たくならず、とても気持ちいい。パワードライとか、さまざまな名前がついているけれど、繊維の割合さえ確かめればあとは感触で好みのものを選べばよいと思う。ちなみに今日着ているシャツはポリエステル100%のPOLARTECであります。

パンツはレーパンと呼ばれる自転車専用パンツ。股上が深く太ももを覆うようなかたちをしているが、ほとんど水着のようなデザインで、サドルにあたる部分にクッションが当てられている。水着と同様、恐ろしいことに下に何も穿かない。ブルック・シールズで云えば「わたしとカルバンクラインのあいだにはなにもないの」という状態。(←古い)ああ、聞かなければよかった、という人にはお気の毒だが、そうなんです、世の中の自転車オヤジはみんな素肌にレーパンで走っているのです。

で、会社について汗が引いたら着替えるのだが、今朝はよりによって穿き換えるパンツを忘れてしまった。やむを得ず、何食わぬ顔をしてレーパンの上にズボンを穿いて仕事。厚顔なり。


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