なぜ梅ヶ丘のパン屋さんまでテクテク歩いていくのか

朝はヨメといっしょにウォーキング。梅ヶ丘にあるパン・ド・ラサまで早足で歩く。ここのパンはとてもおいしい。しかも、日曜も朝早くから店を開けていて焼きたてのパンを売ってくれる。
お店の扉を開けると焼きたてパンの幸せな香りがする。店はけして広くはないが、いつも清潔で気持ちいい。パンを焼く作業場はガラス張りで通りから丸見えだが、雑なところがない。応対するお店の人も感じが良く、親切丁寧だ。自分たちの作るパンを大事にしているのだと思う。きょうはお目当ての葡萄パンが買えた。干しぶどうがたくさん入っていて、手でちぎろうとするととしっとりとした感触で抵抗がある。そのふんわりしたのを口に入れると、上品な甘みがひろがる。
僕だけでなく他にもファンがいるらしく売り切れていることもある。もちろんほかのパンも美味しいのだが、ちょっと悔しい。焼きたての葡萄パンは、ほんとうにふんわりやわらかい。バックパックを背負っているが、これに入れるとつぶれてしまうので、紙袋に入れてもらい、ぶら下げて歩く。帰りはご機嫌で、のんびり歩きだ。