2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ東京マラソンの日にはいつも冷たい雨が降るのか

東京シティマラソンの話。今年も、雨でした。みぞれも降りました。寒くて冷たくて、選手の皆様にはお気の毒でした。抽選から漏れた僕みたいな人にはせめてもの慰めか。それは冗談としても、なぜか降りますね。新宿でスタート付近で見物しました。いつもは車…

なぜオペラシティの軍艦マーチに感激しているのか

先週の話。オペラシティで行われた海上自衛隊東京音楽隊の定期演奏会を聴きにいった。コンサートブラスの演奏会は久しぶりだなあ。数年前にN響のメンバーが演奏するのを聴いて以来かも。東京音楽隊の演奏を聴くのは初めてだが、ほんとに素晴らしい。今回のコ…

なぜ朗読会を聴きにいって作家の器用さに関心ばかりしているのか

成城ホール「筒井康隆、筒井康隆を読む」を聴きにいった。山下洋輔・上山克彦・白石冬美(声)上山の一人芝居「陰悩録」のあと、山下洋輔ソロピアノで「枯葉」「昔はよかったね」のあとで、筒井さん登場。ピアノをお供に「昔はよかったなあ」の朗読。声もあ…

なぜいつも会社のトイレの花に感心しているのか

会社のトイレは管理会社が掃除してくれている。 それに加えて、花を飾る会社も来てくれる。その花屋さんが優秀なのでいつも感心する。各フロアに男女のトイレがあるのだから20箇所ほどに、それぞれ小さな花を絶やさず飾ってくれる。いつもありがとう。先日は…

なぜアイディアが浮かぶとアタマの上にピカピカ電球が光っているのか

LEDの電球がこんなに盛り上がっているとは。ベッドサイドの電気スタンドをなんとかしないと、というのはここ数年のテーマだった。今の家へ引っ越したどさくさで、なんということもないシンプルなだけが取り柄の安物電気スタンドを買って使っていたのです。そ…

なぜ休日には台所でうろうろする時間があって悪くないのか

寒い休日である。朝食に野菜スープを作ろうとキッチンに立つ。まずニンニクを微塵にしてオリーブオイルをたらした鍋で炒める。タマネギを一個半微塵に刻んで、鍋に加えて炒める。鍋が熱くなった後はひたすら弱火でゆっくり。その間に他の野菜を賽の目にして…

なぜキャッチャーという人生を読んで野球を観たくなる単純な頭なのか

「キャッチャーという人生」赤坂英一を読んだ。プロ野球選手のインタビューをまとめ直したものらしい。同じ野球選手でも他の野手と違って忙しいものなのだなあ。ピッチャーの投げる球から守り方まで、判断することの多彩さは司令塔の名に相応しい。それ以上…

なぜつかこうへいの芝居を久しぶりに見てちょっとノスタルジーなのか

つかこうへい作/演出「飛龍伝 2010ラストプリンセス」を観た。たまたま当日券が手に入ったので出かけたのだけれど、花道そばの前から三番目という予想外にいい席をもらって驚いた。一人だけだから何かの都合で空いた席なのかもしれない。暗転した客席に「若…

なぜ代官山の写真館でレンズを見つめてにっこりなのか

家族写真はいいものだ。ずいぶん前にプロの写真家と話していて、いい写真とは、という話になった。技術的にも実績もレベルが高いその写真家は、いろいろ教えてくれたあとでこう言った。 「そうはいっても、家族が家族を撮った写真にはかなわないんだよ」 具…

なぜ白いMacBookを赤くしてまんざらでもないのか

MacBook用のハードケースが届いた。SeeThruという名前の製品で、触り心地がソフトなプラスチックの部品でできている。取り付けは簡単で、上と下からぱかっと填めるだけで固定されてしまう。ちょっとした衝撃からの保護と傷よけである。というよりも目的はデ…

なぜ花粉の季節をひとっ飛びにジャンプしようと虫のいいことを考えるのか

もはや花粉が飛んでいる。花粉情報では「少ない」になっているが、花粉症歴45年の自分には判る。花粉の傘が東京に覆いかぶさってきているのだ。くしゃみが出るのである。鼻水が垂れるのである。あたまはもともとボンヤリだから、それは置くとして、はっきり…

なぜ音楽の聴き方を読んでマーラーがもっと楽しくなるのか

岡田暁生「音楽の聴き方」を読んだ。音楽に聴き方などあるのだろうか、と思っていた。よりよい聴き方はあるかもしれないが、それもまた個人的な意見にすぎないと思っていた。しかし、この本で語られている「音楽の聴き方」は普遍的なものだ。演奏を聴いて感…

なぜ街に積もる雪なんか汚れて当たり前というそんな馬鹿な♪と唄っているのか

東京に雪が降るのは久しぶりだ。雪化粧の景色を見るだけで、なんだか楽しい気分になるから呑気なものである。積雪量は1センチ、だというから雪かきの必要もない。昼過ぎには道の雪は消えてしまうだろう。こんなに雪が少ないと、季語が足りなくなるね。今日…

なぜ天狗道中が通った跡は黄金に染まるのか

下北沢は天狗道中。お祭りだ。天狗様がカラス天狗と行列を引きつれ、シモキタの街中を練り歩く。「福はうち!」と福豆を蒔く。鬼は外とは云わない。最近は少し控えめになった気がするが、撒く豆の量がものすごいので、行列が通ったあとの道は黄粉色に染まる…