2007-01-01から1年間の記事一覧

なぜ年末は日々家を片づけては飲んだくれのか

ここ数年手つかずだったコンピューター周りを整理する。もう手元にない機械のケーブルや、古いソフトの箱などぞろぞろ出てくる。実際、バージョンアップしたあとの古いソフトはすぐに処分できない。不都合があって元に戻す可能性があるからだ。で、いつまで…

なぜ年末になると髪の毛を切ってスースーしているのか

日本のお正月は和服でしょう。それなら髪は短髪でなければならん。ぬぬぬ。と、いうわけでもないけれど髪を切りに自由が丘までふらふらと自転車で行く。午前中と言うこともあって店はまださほど混んではいない。旧い友人に「いつもより短めね」と頼んでザク…

なぜ年の瀬になるといつものカレーを食べたくなって車を飛ばすのか

ヨメの買い物に(荷物持ちとして)付き合ったり、墓参りに母親に付き合ったり、部屋の片づけをしたり(いつまで続くのか)、慌ただしい年の暮れであります。夜は、旧い友人の店に出かけてカレーを食べさせて貰う。美味い。元気が出る。飯で伝わるメッセージ…

なぜロマンスカーに乗ると生ビールをついつい頼んでしまうのか

いつもより早めに休暇に入った。で、家族で箱根旅行。といっても日帰り。ちょっと慌ただしいです。日帰りならロマンスカーに限ります。小田急のロマンスカーは速くて安くて快適で大好きだ。向かい合わせのシートも旅情があってよろしい。生ビールを飲んで、…

なぜサンタさんのプレゼントで2階の笑い声がつつぬけなのか

長女へのプレゼントはiPod classicだ。誕生日も大学合格祝いもクリスマスに合わせて、ということで奮発しました。Appleストアではボディに文字が入れられるというで、それをふくめてオーダー。翌々日には出荷の知らせがあったのだが、結局届いたのはそれから…

なぜ神の御子は〜♪と眠気覚ましにがなっているのか

昼間は年賀状を書く。昔買ったクリスマスソングのレコード(!)がたくさんあるので、聴きながら書くが、レコードをしょっちゅうひっくり返さねばならないので忙しい。こんなに慌ただしいものであったか、アナログは。フィル・スペクターのクリスマスレコー…

なぜ年賀状を書いているうちにクリスマスになるのか

三連休である。年末にまとまった休日が取れるのは幸せなことだが、忙しいのは変わらない。クリスマスだからである。年賀状も書かねばならない。部屋のかたづけも必要だ。でも、捗らないのはなぜか。例年、ほったらかしにしていやいやプリントして、大晦日に…

なぜ三丁目の夕日を見ながら熊のお土産を想い出しているのか

ようやくALWAYS 続・三丁目の夕日を見た。懐かしい風景が満載で、これは映画館で見て良かったなあ。特に嬉しかったのは新幹線開通以前の特急こだまと、羽田空港だ。羽田は資料がたくさんあったのか「かんぺき!」な出来でしたよ。小さい頃、父親の見送りやお…

なぜ寒い日の紅茶はちょっと甘くするとおいしいのか

久しぶりの完全休日2日。小さい娘と二人で留守番をしていると、庭でお茶会をするのだという。冬ざれた小さい庭に小さいテーブルを出して、いっしょに紅茶を飲む。クッキーの接待を受ける。空は青く、洗濯物がゆっくり揺れている。楽しからずや。日没が近く…

なぜいい年したおっさんたちがクリーデンスクリアーウォーターリバイバルなのか

旧い友達がBarを開いたというので、さっそく出かけた。京王線の下高井戸駅から直ぐのところにある。昔のドーナツ盤、シングル盤を鬼のように集めているので、それをどんどんかけている。合間に酒を出す。つまみを出す。全部一人でやっている。器用なものであ…

なぜ麻布十番のビーフシチューで北風と戦うのか

自転車で会社へ。天気はいいけれど風がひんやり、顔が冷たい。お昼をクライアントと一緒に麻布シチュウというお店に入る。麻布十番からほど近いところにあるビーフシチュウの専門店。初めてだったのだが、以前から前を通るとお客さんがよく入っているので、…

なぜ掃除機が壊れるとテレビがいきなり大きくなるのか

掃除機がいきなり故障してしまい、買い換えることに。7年で壊れるって、なんかメーカーがタイマーかけていませんか?まさかそんなこともないのだけど同じ時期に買ったテレビの調子もおかしいので、疑心暗鬼です。電気製品は何処で買っても同じだし、あちこ…

なぜ自転車で走りながら見る東京は表情豊かなのか

久しぶりに自転車で出勤する。さすがに12月で、空気は冷たくなってきた。東京タワーがいつもよりもクリアに見える。夏に比べると汗も少ししかかかないし、いい季節だ。イチョウやケヤキの落ち葉を踏んで走るのも気持ちいい。表参道は落ち葉の吹雪で幻想的で…

なぜきょうも酔っぱらいを沢山乗せて最終電車はヨロレイヒなのか

忘年会の季節である。あまりつきあいのよろしくない僕も、すでに何件か予定を入れている。週末からスタートだ。 世の中の忘年会はもう全開らしい。というのもここ数日終電帰りが続いているのだけれど、至る所に酔っぱらいが寝ているのである。今日は大崎駅で…

なぜアメリカンスクールはトイレの中までアメリカなのか

考えてみれば東京は不思議な街である。 僕が生まれ育ったのは昭和三十年代の東京。それも西の外れであるので、三丁目の夕日のようなオリンピック以前の風景ももちろんあったけれど、むしろ進駐軍の名残が強かった。近所にはオンリーさんたちが住んでいる貸家…

なぜケアベアのおっきいのが我が家に2匹も居座っているのか

ヨメが宴会に出かけたので、娘たちを連れて食事にいくことにした。何が食べたいかと訊けば、「もんじゃ」がいいという。欲のない子供達である。 下北沢にもんじゃを食べさせる店はいくらもあるが、我が家が行くのは茶沢通り沿いにある「よしだ」である。ここ…

なぜ山下洋輔のピアノは30年を越えてだばととんと響くのか

スタジオ通いが長くて、更新できない日が続いてしまいました。この一週間で急に冬への下り坂を駆け下りた感じがします。昨日公園を通ったら見事な紅葉があったので写真を撮りました。実際にはこれの10倍くらい鮮やかでしたよ。涼しい空気の中、小さな蜂が…

なぜきょうもテレビを見て本筋と関係ないところで感激しているのか

なんとなくテレビを見ていたら松本清張の「点と線」をやっていた。ビートたけし主演の推理サスペンス、というにはあまりに古典的だけれど、やっぱり名作ですね。テレビドラマとしても、丁寧に作ってある気がします。推理と云うより、犯罪のシナリオを解きほ…

なぜ新橋「蛇の新」で生ビールを飲みつつ楯の会ってこのへん?などと話しているのか

新橋で飲んだ。新橋には星の数ほど飲み屋さんがあるけれど、いつも僕の仕事が終わる時間には大半が閉めているので、仕事場が新橋に移ってもう一年も経つというのにぜんぜん開拓されていないのでありました。 あるとき烏森神社の脇道を歩いていたら、暖簾に小…

なぜ担々麺のうまさに過ぎ去った時間を未練に思うのか

灯台もと暗しとはよく云ったもので、家の近所にこんなにうまい担々麺を食べさせる店があったとは!新代田という井の頭線の駅前に、「香家」というちいさいチャイナがある。このお店は環七に面していることもあり、前を通るたびにお客さんが入っているのが見…

なぜ芸術劇場のしっとりした空間を猥雑な池袋が覗き込んでいるのか

特別なことがないと日記に書くネタがない、と子供の頃には思ったが、そうではない、と大人になって気が付いた。毎日色々のイベントが進行すると、それを「記録」するのが精一杯になってしまう。ちょっと距離ができたころ書く方がネタはむしろ豊富なのだが、…

なぜCYCLE MODEの幕張まで出掛けてぐるぐる回って笑っているのか

CYCLE MODEって自転車の博覧会のようなもの。自動車で云えばモーターショーかな?招待券をいただいたので、幕張メッセまで行ってきました。自転車なんてみんなタイヤは二つでハンドルが付いていて新しいもかっこいいも無いような気もするが、真の当たりにす…

なぜデミグラソースの味で頭にいっぱいになるような時があるのか

夜もやっぱり仕事。大門のAZUMAYAでオムライスを晩飯にする。 ここの洋食はホッとする味でうまい。牡蠣フライも美味しいけどね。

なぜ煉瓦亭のシーフードカレーのあとはいい香りが口中に漂うのか

まだ神宮の銀杏は黄色くならないようだ。 久しぶりに遠回りをして都内の紅葉パトロールをしたが、まだ早い。ちょっと残念。ランチは新富町の煉瓦亭。銀座と同じ名前で、ロゴも似ている。関係があるのかないのかは、知らない。いずれにしても昔からある有名な…

なぜ花園神社のお酉さまでしみじみ楽しいのか

今日はお酉様。一の酉で、今年は二の酉までだそうだ。我が家は商家でないので熊手は神社で分けている小さなもので十分。お参りしたら、娘に射的をやらせて、杏飴買って、たこ焼き食べて、のしいか買って、サツマイモのポテトスティック食べながら帰ってきま…

なぜオヤジになると自分がとちった自慢話をするようになるのか

先日の演奏会の話。演奏と言ってもステージではなく、大広間の片隅に陣取って演奏したのでした。いわば余興であります。曲目はメンバーに合わせてアレンジしてもらったものばかり。「世界に一つだけの花」「さくら」「いつも何度でも」「一晩中踊りたい」「…

なぜ有楽町で会いましょうと言われてもその気になれないのか

有楽町を通ったら、知らないうちに新しいビルがオープンしている。ファッション中心のビルのようだったのでちょっと覗いてみることにした。ITOCiAと書いてイトシアと読むらしい。各フロアとも作りは秀逸だと思う。床材の使い方も変化があって面白い。若い女…

なぜ中国料理屋でドビッシーのメロディが鳴り響くのか

有楽町から日比谷側に降りて、線路沿いを歩くと「慶楽」がある。中国料理のお店で、昔からあるけれど、はじめて評判のスープチャーハンをたべた。 どんぶりの中にスープがあり、その底にはチャーハンが沈んでいる。まるで遺跡のようだ。恐ろしく、意外な食べ…

なぜ明るい時間から浜松町の焼き鳥の煙に心惹かれるのか

東京タワーが秋の夕暮れに染まる頃、すでに浜松町のアルコールタイムは始まっている。秋田屋のせいである。 とても有名な飲み屋さんで、4時頃前を通るとすでに顔を赤くしたサラリーマンのおっさんが集っている。店の中は立ったまま酒を飲んでいるひとでぎっ…

なぜリコーのカメラは渋い進化で超然としているのか

デジカメはRicoh GR-Dを使っている。アナログの時からGRシリーズのファンなのである。リコーというメーカーは不思議な会社である。NIKON やCanonのような大手の支配力が強いカメラの世界で、独自のテリトリーを守って、しかも優位に立っているように見える。…