なぜ掃除機が壊れるとテレビがいきなり大きくなるのか

掃除機がいきなり故障してしまい、買い換えることに。7年で壊れるって、なんかメーカーがタイマーかけていませんか?まさかそんなこともないのだけど同じ時期に買ったテレビの調子もおかしいので、疑心暗鬼です。

電気製品は何処で買っても同じだし、あちこち見に行けば安いのを見付けられるのだろうけれど、それも面倒だ。とはいえ実物を確かめないと買えないタチなので、ネット通販で即購入、という決断力もない。というわけで家族で新宿の量販店に行く。先に出かけていた上の娘と待ち合わせたら、間違えて別の量販店にいるというのでそっちへ移動。こんなことで売り損なったあっちの店には気の毒だ。

目当ての掃除機があり、ヨメがこれがいいと云うので、はい決定。出がけにネットで調べた価格情報のプリントアウトを持っていたので「この金額にして」と頼んだら、ちょっと待たされたけど、あっさり了解された。拍子抜け。暮れのボーナス商戦で数を売りたい思惑があるのだろうけれど、店頭価格と八千円以上違うぞ。特価!と書かれていた表示価格ってなんなんだ?今日のところは文句ないけれど。

家族で来ていたので、ゲーム売り場へ。娘達はDS版の「どうぶつの森」をお小遣いを出し合って買うのだという。ポイントも貯まっていたので買ってやることにした。

くじ引きの場所を探して店内を歩いていると、テレビ売り場が目の前である。ああ、テレビも買わなくちゃなあ、と思ってパナソニックのテレビを眺めていたら店員が声をかけてきた。買うつもりもなかったので、ちょっと無理な条件を出してみる。しきりに電卓を叩いていたが、こういう条件でどうですかと云ってくる。ははあ、今日は本気で売りたがっているなという感触だ。なんどか上の人に訊きに行っていたが、僕の条件に合わせてきた。それじゃあ、唐突だけど買っちゃうか、と決めかけたときに、そうだ、あっちの型はどうなの?と訊いてみたらあれは高いタイプだし新しいので、ぜんぜん条件が違いますという。えー、あれならすぐ買うのになあ、と云うと、その店員さんはまた何処かへ走って行った。
「わかりました、それならこういう条件でどうでしょう」とちょっと予算より高めの数字を云われる。えー、それじゃあ、だめだよ、と何度かやりとりがあって最初のテレビより1万円ほど高いが、かなりリーズナブルな値段になったので購入決定。今年最大のお買い物デーとなってしまった。

ヨメはようやく掃除機がかけられるとホッとしているし、買い物につきあわされた娘達は、思いがけずお小遣いが減らずにゲームが手に入り、大きなテレビがいきなり来ることになって、しかもくじ引きでもらったクッキーの箱をそれぞれ抱えて、ニコニコしている。

あとでテレビの価格をネットで確かめたけどこれより安い条件はなかったので、ちょっと得意。ヨメに解説しようとしたら、「自慢話は聞きたくない」と云われた。うーん、ちょっと残念。