なぜ担々麺のうまさに過ぎ去った時間を未練に思うのか

versaloft2007-11-20


灯台もと暗しとはよく云ったもので、家の近所にこんなにうまい担々麺を食べさせる店があったとは!

新代田という井の頭線の駅前に、「香家」というちいさいチャイナがある。このお店は環七に面していることもあり、前を通るたびにお客さんが入っているのが見えるので、美味しいのではないかと思ってはいたのでした。でもここまで帰ってくると家まであと数分のところなので、食べるには至らないという気持ちになり、結果試すこともなく現在に至っていたのでした。

たまたま、早く帰ってきたものの家には入れぬ事情があり(やばい事情ではない)、おなかも空いていたのでここで担々麺を頼んだ。担々麺には4種類あり、汁なしタイプがふたつ。さらに汁タイプが辛めの「鬼」とマイルドな「姫」がある。鬼を注文。これが面は細めでちょいかために茹でてあり、スープは胡麻の香りが深くて、スパイスの香りが華やかである。うーん、これは巧くて、美味い。
最後のスープにご飯を入れて食べるとおいしいと、ガイダンスが壁に貼ってあったけれど、誘惑に負けるとメタボになってしまうのであります。がまんしてスープをすする。これもまたよし。

お土産に中華ちまきを買って帰りました。これも美味かった。具の入り方がちょうどいい。小さめだが、他のものも食べるのなら、ちょうどいい大きさだ。子供達にも好評でした。てなわけで、また行くことに決定しました。次回は家族でいって、お酒も飲んでみよう。甕出しの老酒があるらしいし。