2009-01-01から1年間の記事一覧

なぜチネチッタのフェリーニはかっこいいものをなんでも詰め込むのか

フェリーニの「甘い生活」を見た。かっこいい、とはどういうことなのか。フェリーニが徹底的に描いていく。イタリアの上流階級と退廃を描いた映画だ。車の選び方がいい。主役のマストロヤンニがいい。映画は意味なく長い。長すぎ。ちょと飽きる。僕はこの映…

なぜランニングと体の痛みの関係を探ろうとしてもよくわからないのか

ランニングを続けていると、あちこち痛くなることがある。走り始め、一番始めに痛くなったのは向こう脛だった。始めは左が痛くなり次は右。いつごろ直ったかというと、クッション性のいいシューズに換えた頃だったと思う。左のふくらはぎも、時々痛くなる。…

なぜ山手線の中で一週間も満蒙国境をめぐる戦いを読み続けるのか

津本陽「八月の砲声 ノモンハンと辻政信」を読んだ。1939年、満蒙国境をめぐるノモンハン事件の話だが、小説ではない。なぜ戦闘状態になったか、いかなる戦いだったか、どのような結果に終わったかが書いてあるだけだ。それにしても事実を積み上げていくのは…

なぜTHIS IS ITはエンドロールの途中で席を立つと損をするのか

マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」を観てきた。この世を去らなければ行われたはずのロンドン公演、そのリハーサルの記録フィルムだ。やっぱり凄いなあ。死んだときにも、ああ死んじゃったんだというくらいで特別の感慨はなかったんだけど、舞台裏の練習…

なぜ日本人が主人公の映画「サイドウェイズ」を見てリメイクもいいよなと思うのか

「サイドウェイズ」という映画については以前書いた気がするが、見つからない。もしかすると感想を書いてみたものの、自分で気に食わず、そのまま消してしまったのかも知れない。さえない中年男の二人組がカリフォルニアのワイン園を回る旅に出る、というあ…

なぜ梅が丘の街はお化けでいっぱいなのか

梅が丘の街はハロウィンの子どもたちでいっぱいだ。梅が丘は数年前からイベントとして町中でハロウィンをやっているらしい。仮装の子どもたちは皆可愛いが、シンプルなお化けの子がいて、それがいちばんいい感じだ。我が娘も混じっているが、テーマが帝政オ…

なぜ銀座の出ると三州屋のカキフライに吸い寄せられて行くのか

久しぶりに日常雑記。iPhoneのイヤフォンが不調なので、銀座のアップルストアへ行った。交換してもらうのはこれで2度目だ。不調になる原因は、おそらくランニングの時にポケットで揺すられるせいだと思う。それにしても壊れ過ぎ。昼飯は、と考えて、並木通…

なぜ佐渡紀行を書いた後でちょっと書いておこうと思うのか

さきほど佐渡紀行を書いてアップしました。 日付を操作してまとめて読めるようにしました。旅行自体は2009年10月1日から3日までのショートトリップです。全長210kmの予定が、雨に怖じ気づいて60kmほどすっ飛んでしまいました。 旅行中に日記を付けるのは楽し…

なぜ本栖湖で10km走ったあとでもバタバタ走り続けるのか

佐渡紀行をさぼって、昨日のランニングの事を書く。本栖湖で行われたNike Human Race 10kというイベントに参加して来た。富士の麓にある本栖湖を走って一周する、というシンプルなイベント。でも天下のNikeがやるイベントであるから、そう簡単には終わらない…

なぜ島の大きさを実感しているのに小さい旅に感じられるのか(佐渡紀行 その6)

ようやく佐渡も3日目だ。話が長くてすみません。小木のはずれ宿根木の宿「花の木」に泊まっているところまで書いた。部屋もいいし、人もいいし、晩飯もいい。素晴らしい。特に新米のシーズンだけあって飯は最高だ。満腹なのに最後に濃いお茶でお茶漬けにして…

なぜ自転車で行く先々で宿の人が留守なのか(佐渡紀行その5)

佐渡のワイドブルー相川は、ごく普通の日帰り温泉施設だが、なかなかのものである。だいいち料金が安い。600円だと云う。平日という事でもあり、空いている。浴室には僕を入れて2、3人しかいない。なにしろ、まだ朝の10時だから。 44km走ったとはいえ、たっ…

なぜ天気予報を聞いてあわてて温泉まで走り出すのか (佐渡紀行 その4)

前回書いたように、佐渡のはじっこ、二ツ亀、大野亀を越えた宿に泊まったのだが、夜、食事しながらテレビの天気予報を見ていると「明日の佐渡は雨」なのだという。これは困る。女将さんが「朝降っていたら、バスのくるところまでクルマで送ってあげる」と云っ…

なぜ身軽な旅なのに途中で観光しようと思わないのか(佐渡紀行 その3)

ああ、佐渡の話をどんどん書かないと忘れてしまう。まだ両津の港から走り出したところだった。佐渡に来たのは初めてなので、右も左も分からないのだが、とにかく海を右に見て進めば、やがては目的地にたどり着くはず。船から見た佐渡は、山が海に向かって押…

なぜ朝飯は東京で昼飯は佐渡、なのか(佐渡紀行 その2)

佐渡に出かける前に、会社の先輩からアドバイスをいただいた。ひとつはタイヤをいつもの22mmの細いものから26mmの太さに変える事。もうひとつは新幹線の席の取り方である。タイヤの事は以前、ここに書いた。目的はパンクのトラブルを防止する事と、濡れた路…

なぜ唐突に佐渡一周計画を企てたのか(佐渡紀行その1)

先週、ちょこちょこと書きましたが、佐渡を旅してきました。とはいえ、佐渡へ行く特別な理由があったわけではありませんでした。理由と云えば、旧い友人が仕事の都合で長岡に滞在しており、この休暇を利用して訪ねることにしたということだけです。もちろん…

なぜ佐渡まで自転車を担いで行くのに逡巡したり喜んだりするのか

自転車を担いで電車に乗り、旅をすることを輪行と云う。そもそも「輪行」が一般的な言葉ではないと思う。iPhoneの漢字変換では表示されない。自転車旅行を略して輪行なのだろうか。自転車の車輪を前後とも外してフレームもろとも縛り上げ、輪行袋と云う大き…

なぜやったこともないのに佐渡まで自転車を担いで出かけて行くのか

突然ですが、明日からちょっと長い休暇です。で、佐渡に一人旅。本格的な輪行など初めてなので、高校生のようにドキドキです。みなさまの呆れた顔が目に浮かびます。ロードレーサーのタイヤを替えたのはこのためだったのか、と。そのあとも寄り道しますので…

なぜ自転車のタイヤ交換で半日も潰れるのか

自転車のタイヤを交換した。今週は輪行の予定があるので、タイヤもチューブも交換したのだ。ついでにリムチューブも新しくした。こう書くと完璧に見えるが、技術が伴わないので心細いものである。替えたタイヤはパナレーサーのTourerというツーリング向きの…

なぜ納戸の隙間を空けるのにMacintoshを磨いているのか

フィドラーさんのMacintoshを処分する事にした。フィドラーさんはイラストレーターだ。友達の友達だったので友達になった。20年くらい前、日本に来て、日本文化を研究している奥さんといっしょに国立に滞在していた。背の高い、優しい人で、エッチング絵画の…

なぜ下北沢のJAZZ喫茶の老舗が満員で相席なのか

下北沢のJAZZ喫茶マサコが閉店だ。先日知人からその話を聞いていたので、連休の最後に行ってみた。近所のスーパーで買い物をしたその足で立ち寄っただけの不真面目な訪問だ。小学生の娘も一緒。この店には猿が飼われていて、猿の散歩コースが我が家の娘と同…

なぜ銀座をぼんやりうろうろしてまあまあ幸せな一日なのか

銀座に家族で出かけるなんていつ以来だろう。休みの日に人ごみに出かけるのが嫌なので、たいてい自分は留守番なのだが、今日は先日買ったズボンの裾上げを受け取りに行くついでもあったので家族と都心へ出ることになった。天気は薄曇り。しのぎやすいいい天…

なぜ御神輿を担いだ娘たちの付き添いで何時間も歩き回れるのか

朝のランニングをしていると街の変化に気づきやすくなる。元大臣の私邸に、いつも立っていた警備の警察官がいなくなった。あっさりしたものだなあ。代議士でさえなくなったので警備する大義名分もなくなったのは確かだけど、ちゃんと決済されてしまうのだな…

なぜ矢作俊彦の小説は時間の流れがゆっくりでも小気味いいのか

矢作俊彦の「夏のエンジン」を読んだ。ずいぶんまえに雑誌NAVIで連載していた「クルマが登場する短編小説」集。登場人物は様々だ。10歳の小学生と男女三人組のバンドとワーゲンのバン、中年にさしかかった男と大学を出る直前のガールフレンドとカブトムシ、…

なぜ名古屋でしゃちほこを食べながらまあまあの気分なのか

名古屋に日帰り出張。日帰り出張は忙しい。いつもより早く家を出て、いつもより長い会議に出て、ランチを食べたらまた新幹線で帰って来て、東京で打ち合わせ。慌ただしい事この上ない。できれば夕方早めに解放されて、美味しいビールを飲んでから新幹線でウ…

なぜいつものワークアウトの風景が少しずつ変わって行くのか

もう公園の道にはギンナンが落ちている。朝の公園は天気がいいので散歩の人も犬も多い。木々の葉が落ちて、夏には木陰だったところが淡い日差しで明るくなってきた。そんな中をいつも通り5キロのRun。昨日は止まっていたNike+も復旧している。しばらく消えて…

なぜ夜中のタクシーに乗って眠れないのか

真夜中のタクシーに久しぶりに乗った。しらふで乗ったので、面白くも何ともない、でもドライバーはあまり道を知らなかったなあ。ピンポイントで「着いたら起こしてね」という使い方はもう出来ないなあ。明日は出張なので、おやすみなさい。

なぜきょろきょろ歩いても話題がさっぱりなのか

どうも何にも書く事がないな。今日のところは銀座の風景でご勘弁下さい。

なぜせっかくもらったしゃべるお父さんを叩き売ってしまうのか

ああ、なんだか更新がメンドクサイのかなあ。更新頻度の低さに自分でビックリする。いつも読んでくださる方、申し訳ありません。iPhoneを買って、Twitterを始めたせいもあると思うが、考えた事はどんどん発信してしまうのでblogを書く動機が薄れるような気が…

なぜコンピューターの世界と戦国時代が交錯して感心するのか

映画「サマーウォーズ」を観た。日本のアニメは凄いなあ。とても感心した。ディズニーやピクサーも、それはそれで凄いが、この深みはないよね。登場人物がやたらに多いのに苦労したが、それもまたテーマのひとつなのでやむを得ないのだ。僕のようなオジさん…

なぜ名古屋まで出かけて仕事しかしないで帰ってくるのか

名古屋へ日帰り出張。なんだかなあ。せっかく新幹線にのって出かけたのに、あっさり帰ってくるのって無念な感じがする。というような意地汚い性格なので、昼飯は名古屋駅地下街でミソカツときしめんのセットを食べた。うーん、どおってことありませんでした。…