なぜ唐突に佐渡一周計画を企てたのか(佐渡紀行その1)

先週、ちょこちょこと書きましたが、佐渡を旅してきました。

とはいえ、佐渡へ行く特別な理由があったわけではありませんでした。理由と云えば、旧い友人が仕事の都合で長岡に滞在しており、この休暇を利用して訪ねることにしたということだけです。もちろん友人は毎日仕事をしているので、ずっと遊んでもらう訳にも行きません。それなら周辺を観光でもしてみるか、という思いつきでした。

佐渡新潟市から船で渡ればすぐだというし、そもそも行った事もない。ちょっと行ってみたいな、と思って調べ始めたら、なるほど島を一周する道路があってロードレースも行われるのだという。おお、それなら自転車を持って行けばそれで遊べるじゃん、というなんとも軽い動機でした。

一周は210km。ロードレースではこれを一日で回るらしい。佐渡ロングライド210というイベントは噂には聞いていたけど凄い距離を走るんだなあ。僕が走るなら一日70kmくらいが目安として、3日はかかるだろう。宿泊は民宿や旅館に泊まれば良かろう。で、こんなスケジュールにしました。

初日は佐渡に到着してから移動するので3時間以内に到着できる場所に宿泊。2日目はいちばん長く移動して宿泊、3日目は残りを移動して宿泊。3日目は宿泊せずにそのまま船に乗る事も検討したけれど、やっぱり島に長くいた方が楽しそうだし。だいたいの目安で、泊まる先をwebの情報で探して予約しました。一週間くらい前に電話したところ、10月だというのに満室で断られた宿も少なくない。佐渡って人気あるんだなあ、と再認識しました。

荷物はどうするか。少なくするのは当然として、そもそもデイパックに担いで自転車に乗れる量が限界。で、こんな内容になりました。

自転車用ジャージ(半袖)自転車用ウィンドブレイカー(長袖)レーパン、サポートパンツ、Tシャツ(半袖/ポリエステル)ジップオフのパンツ(ポリエステル)2、軽量のウィンドブレイカー、保温性のある登山用シャツ、下着/靴下(各2)、ヘルメット、ライト、サングラス、手袋、タオル2、ウォーターボトル2、輪行袋、軍手、ワイヤーロック

それ以外には、カメラ、ちいさな三脚、iPhone、充電器、ノートとボールペン、保険証、財布、アクエリアスの粉3袋、SOYJOY4本。

泊まる先で毎日洗濯させてもらう事にして、着替えは最小限に。気温が低くなる事も考えて登山用の高機能シャツを入れましたが、これは正解。気温の上下が大きかったので役に立ちました。軽いしコンパクトになるし、裏起毛で温かいし、通気がいいので暑すぎない。高いだけの事はあります。サポートパンツも登山用ですが、防寒にも、筋肉痛防止にも効果があり。レーパンの上に穿きます。

長くなったので今回は準備篇。次回から旅の報告を書きましょう。