なぜ御神輿を担いだ娘たちの付き添いで何時間も歩き回れるのか

朝のランニングをしていると街の変化に気づきやすくなる。

元大臣の私邸に、いつも立っていた警備の警察官がいなくなった。あっさりしたものだなあ。代議士でさえなくなったので警備する大義名分もなくなったのは確かだけど、ちゃんと決済されてしまうのだなあ。

そんな事を考えながら走っていたら、いつも通る空き地に御神輿がある。子ども神輿だったので尋ねてみると、こどもの参加者はまだ余裕があるという。さっそく申し込む。家に戻って娘に訊くと、喜んで担ぐという。それなら、というので昼飯を食べてから再度集合場所へ娘と馳せ参じる。そろいの法被を着て、ご機嫌。

そこからは環七の一車線を占領して、そろぞろと山車を引き、神輿を担ぐ一団となってぞろぞろ歩き回る。楽しい。悪くない。3時間近く歩いて八幡様の階段を担ぎ上げて、しゃんしゃん!と手を打って、山のようなお菓子をいただいて解散。

やっぱりローカルな神様はローカルではいちばん強い。環七で渋滞させたクルマの方々、許されよ。