2009-09-18から1日間の記事一覧

なぜ矢作俊彦の小説は時間の流れがゆっくりでも小気味いいのか

矢作俊彦の「夏のエンジン」を読んだ。ずいぶんまえに雑誌NAVIで連載していた「クルマが登場する短編小説」集。登場人物は様々だ。10歳の小学生と男女三人組のバンドとワーゲンのバン、中年にさしかかった男と大学を出る直前のガールフレンドとカブトムシ、…