なぜ下北沢のJAZZ喫茶の老舗が満員で相席なのか

下北沢のJAZZ喫茶マサコが閉店だ。

先日知人からその話を聞いていたので、連休の最後に行ってみた。近所のスーパーで買い物をしたその足で立ち寄っただけの不真面目な訪問だ。小学生の娘も一緒。この店には猿が飼われていて、猿の散歩コースが我が家の娘と同じ。近所の甘い木の実を狙うライバル同士なのだ。

それはさておき、閉店の噂を聞きつけたおなじようなオッサンがたくさん押し掛けていて、店の中は満員だ。席も相席。いまどきの若い人もいるけど「この70年ポイのが素敵」などと思っているのかも知れない。

あいかわらずJBLのスタジオモニターが音を出している。大きすぎない音で、おしゃべりもOKで、古い漫画がたくさんあって、ああ、このだらし無い空間が愛おしい。
お別れにいけてよかった。しばらくしたら近所に新しいお店としてオープンするらしい。そっちもはやるといいね。