2010-01-01から1年間の記事一覧

なぜウサギの寝床が空になっているのを見ながら飲んでいるのか

昨日までは、つかこうへいが亡くなったので、その話を書こうと思っていたが、気が変わりました。我が家の年老いたウサギが、他界したのであります。 ホーランドロップイヤーという種類のウサギで、耳が大きく、垂れている。名前をみみうといった。長女が中学…

なぜフリーマーケットで売りさばいたものの記憶はすぐ消えてしまうのか

フリーマーケットは楽し。駒沢公園でフリーマーケットに参加してきた。 参加費は一区画2,500円。午前9時から受付ということなので、8時頃に家を出た。幸い駐車場にクルマを入れることができたので、荷物運びもらくちんだ。雨が降り出す前に片付けちゃおう…

なぜ平均律の狭間でのたうちまわるバッハがかっこいいと思うのか

チャールズ・ローゼン「ピアノ・ノート」を読んだ。優れた調律師は優れたピアニストより少ない。というのがローゼンの主張だ。つまりは自分の楽器を持ち歩けない、調律がままならない、平均率しか鳴らせない、ペダルの操作もモーツアルトの知ったことじゃな…

なぜ夏になったのに腹巻きを買ってご満悦なのか

7月になっちゃったな。一年の半分が終わったというのに、まだ何もできていないなあ。などといいつつ、ランニングを始めて一年半が過ぎた。晴れた日には5kmを30分で走るのを日課にしてから、もうそれだけ経つ訳だ。で、減量効果は、と思うのだがさほど変…

なぜキャンプも焚き火もアタマのネジを巻き直してくれるのか

土日に、娘(小)とその友達を連れてキャンプに行ってきた。場所は奥多摩湖のほとりにある「山のふるさと村」。テントではなくケビンとよばれるロッジを借りた。雨続きだったので、結果的には正解だった。雨でぬれたテントを撤収するのは骨だからね。子供た…

なぜコンサートの後でビールを飲むといつもよりべろべろになるのか

日曜日、仲間とのコンサートでした。もともと学生時代にお世話になった音楽の先生が亡くなり、そのためのメモリアルバンドとして始めた小編成アンサンブルです。だから、集まったメンバーが楽器編成そのものなので、そのときによって木管アンサンブルになっ…

なぜ小編成でもいいかんじで音楽になるなあと感心しているのか

半休をもらって、自由が丘まで髪を切りにいった時のこと。自由が丘の街を歩いていると、ちょんまげの人が脇を追い越していった。チンドン屋さんだった。「青い山脈」のメロディを演奏しながら足早に進んでいく。方向が同じだったので一緒に歩いていくと、お…

なぜのだめを観たあとでモーツアルトのCDを探し始めるのか

映画「のだめカンタービレ」最終楽章 後編を観て来た。新宿ピカデリー。もう封切られてから長いので、朝の初回だけ上映されている。お客さんの入りもそこそこ。ガラガラではない。話はわかっていることだから置くとして、観ていて楽しい映画になっていました…

ずうっと懸案だった「話の話」ノルシュテイン&ヤールブソワ展を見て来た。場所が神奈川県立近代美術館 葉山、ってそれどこですか?湘南にはうといのでwebで検索したら御用邸のそばらしい。電車で行こうと思っていたら、娘(小)が一緒に行きたいという。それ…

なぜミストレスはウィーンの音楽をすいすいと奏でてすばらしいのか

オペラシティでフィルハーモニック・アンサンブル・ウィーンを聴いた。ウィーンフィルの精鋭による、というのが興行主の謳い文句だけれど、あまり的外れではない。聴いたのはBプログラムで、ハイドンのチェロ協奏曲 ニ短調、モーツアルト ヴァイオリン協奏曲…

なぜパスポートの偽造シーンでげらげらわらっているのか

映画「オーケストラ!」を観てきた。ソビエト政権下で失脚したオーケストラの指揮者が、インチキオーケストラを率いてパリのオペラ座に出演するという騒動を描く。秀作。僕が勝手に呼んでいるサッチャー三部作「ブラス!」「リトルダンサー」「フルモンティ…

なぜ母親の機嫌がいいので感心したりほっとしたりしているのか

人間の機嫌というものは難しいなあ。でも案外単純だったりもする。自分が幼稚園の頃からの友人たちがいるのはありがたいことである。人生でずうっと東京を離れなかったからかもしれないが、そういう古い友人たちがいるのは自分に取って財産だと思う。で、本…

なぜ雨の音を聞きながらぼんやりしているのか

ああ、忙しかった。今週はあれこれ仕事のスクランブル交差点だったので、ほとほと疲れましたが、金曜日になってみれば10時過ぎには自宅でお酒を飲んでいる。ありがたいことです。 また明日は会社のお仕事だ。今日は早く寝よう。外は雨が降り始めている。梅…

なぜ心拍数を数えるベルトは乳の下に巻くのか

間が空くと、書きにくくなるな。blogってもんは。梅雨前の東京は緑がきれいで風が気持ちよくて、ほんとうに世界一きれいな街だと思う。で、もったいないので自転車通勤。久しぶり。ひと月ぶりくらいかな。ここのところ晴れた朝はジョギングに出かけるので、…

なぜ東京湾アクアラインを行ったり来たりでクラムチャウダーなのか

潮干狩りに行った。恒例なので、毎年書いているのだけれど、楽しいや潮干狩り。 ダイナミックなところは微塵も無く、潮が引いた浜辺をうろうろして熊手でざくざく砂を掘っては貝を探す。このちまちまとしたところがいいんだ。金脈を掘り当てるように蛤の大群…

なぜ次から次へと本が届くのになかなか読書がはかどらないのか

本がたまっている。なぜか、本は同じタイミングで集まってくる。読んでいる本があるのに、時間つぶしで入った本屋で何冊か買ってしまう。すると同じタイミングで図書館から電話があって予約した本が入ったという。期限のある図書館の本から読み始めると、宅…

なぜしりあがり寿の本を見つけて恐縮しながら読んでいるのか

こんないい本が出ていたのを全く知らずにいた。恥じています。マンガ入門 (講談社現代新書)作者: しりあがり寿出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/07/19メディア: 新書購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (75件) を見る僕は、このしりあがり寿…

なぜjazzボーカルのCDはいつまでもプレーヤーに乗っかりっぱなしなのか

Jazz vocalのCDは買い始めるときりがない。知らないけれどいい歌い手は星の数ほどいるし、ひとたび気に入ると同じボーカリストのCDをどんどん買うことになる。で、今日も帰ったらamazonからCDが届いていた。ムーン・リバーアーティスト: ニッキ・パロット,ハ…

なぜチェロを抱えて暮らす音楽家の話に夢中なのか

twitterを書いてると、blogに書く気が起こらないのはなぜだろう。同じようなことを書くのは間が抜けているし、よく考えて書くblogでもなし。まあ、ネタ不足、やるきの不足かもしれませんが、早い話がこういう精神状態を経験しておくことに価値があるのだと無…

なぜ新幹線などという大それたものを作ろうと考えたのか

新幹線の中から更新してみようと思います。当たり前のように使っている東海道新幹線だけれど、考えてみればとんでもない交通機関だなあ。こんなすごいものを敗戦のあとで作った先人の慧眼と実行力には恐れ入る。これって人間という情報を高速移動させるシス…

なぜ東京の小学一年生にとって電車通学が大冒険なのか

午後、打ち合わせに出るために中央線で吉祥寺へ向かっていた。東京駅で飛び乗った電車は特別快速で、吉祥寺には停まらない。中野で降りて、続いてくる電車を同じホームで待っていた。同じ車両から降りたと思われる小学生の女の子二人が僕の脇を通ってエスカ…

なぜモーツアルトの譜面をニコニコ読んでいるのか

クラリネットのレッスンを受けている。先生と「いつからでしたっけ」と話していたら、もう5年だと云う。その割に進歩がないなあ。まあ、道楽だからなあ、と思って続けている。最近もモーツアルトのコンツエルトの断片をやっていたのだが、先生から「そろそ…

なぜ金の鯱を眺めながらわんわん走っているのか

出張中で名古屋におります。名古屋駅そばのホテルに泊まっているのだけれど、朝ランニングでお城まで走ってきました。例によってエアドッグの散歩です。名古屋は坂道がほとんどないので走りやすいなあ。お城の周りも、東京の皇居と違ってお堀端に草が茂って…

なぜblogも書かずに家の中をうろうろしているのか

うかうかしている間に、連休が終わっていく。はじまりは友達が我が家に集まってくれるビアパーティ。大勢が来てくれるのはうれしいことだ。ただ、亭主は生ビールを用意するだけなのに楽しみにして、土産や肴を手に集まってくれるのはありがたいことでありま…

なぜ飯だけが楽しみなのにおこげ料理に巡り会えないのか

へえ、知りませんでしたよ、そんなの。 レストランで中国茶の急須にお湯をさしてほしいときは、急須のふたを裏返しにしておく。店員が気がつくと、お湯をさしてくれる。さりげなくていいなあ。今日の昼飯はおこげを食べたくて「鍋巴肉片」を希望したのだが、…

なぜ旅先での屋内ランニングは退屈でお気楽なのか

ありゃ、また雨だ。雨の中を走る根性はないので、ホテルのフィットネスルームへ行く。ランニングマシンがあるのでひさしぶりに使ってみた。ジムへ行かなくなってからずいぶん経つのでマシンも進化していてボタンだらけで、何をすればいいのかよくわからない…

なぜ上海の街はいつまでもだらだらと走り続けることができるのか

上海は平らだ。坂道がない。ジョギングしてて、らくちんだけどメリハリがない。いつまでも、だらだら走り続けることができる。そんな理由で今日はホテルから北の方へだらだら走ってきた。川があり、橋を渡る。鉄道にぶちあたって右折。広い通りをだらだら走…

なぜ上海の人は道路をすいすいと命がけでわたるのか

旅先で、朝の街を走るのは楽しい。どこへ行くときでもジョギングシューズを荷物に入れてあるので、天気さえよければ走るのであります。気楽な楽しみだし、街の地理も頭に入るので一石二鳥です。旅先ではつい食べ過ぎるのでカロリー消費にも貢献しているはず…

なぜ上海のレンガ街を満腹でふらふらと歩くのがたのしいのか

前回から間が空いてしまいました。ちょいと忙しい。というわけでまた上海に来ています。万国博覧会直前の熱気が街にありますが、僕のはそれとは全く関係ない仕事です。上海は玄関口の空港も新しく、街も新しいビルがいくつもできており、何をみても感心する…

なぜ映画を見た後でにやにやしているのか

中国映画「狙った恋の落とし方」を観た。中国で大ヒットした映画だと言う。内容は、平たく言えばトレンディ・ラブコメディ。ほとんど期待しないでいったが、おお、これって面白いじゃないか。大学出で海外で経験を積んだ男が、本国で見合いを繰り返すうちに…