なぜのだめを観たあとでモーツアルトのCDを探し始めるのか

映画「のだめカンタービレ」最終楽章 後編を観て来た。

新宿ピカデリー。もう封切られてから長いので、朝の初回だけ上映されている。お客さんの入りもそこそこ。ガラガラではない。話はわかっていることだから置くとして、観ていて楽しい映画になっていましたよ。ストーリーとは無関係の音楽の選曲もいいね。

原作に忠実に、がこの映画の特徴だから多少の省略や変更はあるにしても、台詞やシーンはこれでもかと漫画が実写化されている。映画製作陣の漫画へのリスペクトを感じて好ましい。昔の漫画の映画化ってそりゃあひどいもんだったから。映画の方が漫画よりエラいと勘違いした人ばかりだったんだろうね。

この映画はやっぱり大きなスクリーンで大きな音で楽しんだ方がいい。観に行ってよかったです。役者さんもいい。のだめ、も千秋真一もいいけど、「黒田君」が秀逸。よくこんなに漫画そっくりに演じられるよなあ。オーボエのシーンがなくて残念だ。

映画 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 ガイドブック (講談社 Mook)

映画 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 ガイドブック (講談社 Mook)