なぜ母親の機嫌がいいので感心したりほっとしたりしているのか

人間の機嫌というものは難しいなあ。でも案外単純だったりもする。

自分が幼稚園の頃からの友人たちがいるのはありがたいことである。人生でずうっと東京を離れなかったからかもしれないが、そういう古い友人たちがいるのは自分に取って財産だと思う。で、本人にも財産だけれど、当たり前ではあるがその親たちの付き合いというものもある。

そんな友人の一人と話していて、こんど彼の母親が入院するのだと聞いた。その電話番号を聞いておいたので僕の母親にそれを教えた。で、僕の母が彼の母親に電話をしたのである。20余年ぶりであったので、えらい久しぶりだったのだが、おしゃべりは盛り上がったのだという。で、さらに別の母親から僕の母に電話がかかってきた。で、また盛り上がったらしい。元気になるなら、お互いにいいなあ、こういうの。

皆、おばあさんたちだけれど、同じ時代に子育てをした連帯感は無くならないのだなあ。こころなしか僕の母親も元気が5割り増しな感じだ。案外単純。でも、今の時代、電話があってよかったね。手紙やメールじゃこうは行かないと思うけど、どうだろう。

手術の成功を祈ります。また、集まっておしゃべりできるといいね。