なぜ木工はへたくそでも時間を忘れるほど楽しいのか

versaloft2007-01-21



娘の工作の手伝いをする。

学校の宿題ではなく、たまたま東急ハンズで買った木工部品の寄せ集めをつかって何かつくろうというのだ。小箱をつくりたいというのだがふたの部分だけは寸法が合わない。小さな板を切るしか無いようだが、あいにく我が家ののこぎりではそんな小さな木片を切ることは出来そうもない。糸鋸を探しに近所の金物屋へ行く。替え刃が何本か付いて680円というのは高いのか安いのか分からない。帰ってさっそくギコギコと木片を切るが、慣れぬことでまっすぐに切れない。仕方ないので小さな鉋で平らにしようと試みるが、スムーズにはなるものの、平らではなく、妙に民芸調になってしまった。
そんな情けないパーツでも組み上げてみせればいいかげんながら形にはなる。「ありがとう」と言ってくれる娘がいじらしい。
今日のところは紙ヤスリをかけて、蝶番と取っ手をつけるところまで完成した。あとは色を付けるだけなので、父親の出番はないであろう。ほっとする。子供がいなければこんな一日は無いであろうなあ。


写真はビルの谷間の東京タワー。最近登場数が多いな。