なぜ東急ハンズに行けないうちに当たりの金物屋さんに巡り会うのか

versaloft2007-01-27

キッチンの食器棚が壊れてしまった。

壊れたと書くと破壊されたようだけれど、実際は扉の蝶盤が壊れて、開け閉てがままならなくなっただけなのだ。二つの蝶盤で取り付けられているうちのひとつが壊れただけで、こんなにも不便なものか。以前にも他の扉が壊れたときには東急ハンズで、そのバランス式の金具というものを調達して直したので、同じことをすればいいのだが東急ハンズに出かけるゆとりがない。
で、新橋の堀商店という昔からの金具屋さんの前を通ったときに訪ねてみたのである。
応対してくれたベテランの店員さんは申し訳なさそうに、この品物は扱っていないこと、近所の金物屋さんにあるのではないかということを言い、その場所を親切に教えてくれた。なるほど歩いていける距離である。
さっそくその足で行ってみると、煉瓦通りに面したその金物屋さんは、建築関係の資財を扱うお店で、大工さんでにぎわうプロショップであった。素人はちょっと入りにくい。
もちろん、品番を告げただけで、あっさり目的の部品が手に入った。しかもネジや受けになる金具は不要なので、必要な分だけ買うことができて無駄がない。もちろんとても安価である。すごいぞプロショップ。かなり興奮。

帰宅して食器棚を直す。なぜかいつもよりうまく取り付けられた気がして、意味は無いけれど得意な気分になるのだった。

写真は関係ないけど下北沢てっちゃんのカウンター席。