なぜ六本木の街を走ってバブルの想い出にひたるのか

versaloft2007-01-19


深夜の六本木に人が大勢いる。
車道にはみ出て手を振っている。
タクシーを止めようとしているのだ。ついこの間まではあんなに余ってお茶を挽いていたタクシーなのに、今日は全くつかまらないようだ。ああ懐かしい。バブルの頃を想い出す。六本木から南青山までタクシーを求めて歩いて、ついにはそこでまた飲み始めて朝になってしまうというようなバカらしい日々のようである。あの頃タクシーはタクシーで人を選んで客にしようとするし、客は客で道路に躍り出て急ブレーキをかけさせ、無理矢理ドアを開けさせるというような日々。武勇伝がたくさんあったなあ。
今日も西麻布の交差点の真ん中に歩いて行って、右折しようとしているタクシーを無理矢理止めている人がいた。昔とった杵柄か。

今日の僕は自転車通勤なので、そんなことはどこ吹く風。
東京タワーがきれいでした。夜中は下半身しかライトアップしていないんだなあ。