なぜ休日には台所でうろうろする時間があって悪くないのか

寒い休日である。

朝食に野菜スープを作ろうとキッチンに立つ。まずニンニクを微塵にしてオリーブオイルをたらした鍋で炒める。タマネギを一個半微塵に刻んで、鍋に加えて炒める。鍋が熱くなった後はひたすら弱火でゆっくり。その間に他の野菜を賽の目にしていく。ニンジン、ジャガイモ、ダイコン。小さいカブも残っていたのでこれは6つに刻む。炒めたタマネギが甘くなってきたらそこへ他の野菜を入れて、またしばらく炒める。いつもならベーコンも入れたいが見当たらない。まあいいや、と全体に火が通ってきたらわかしておいた湯を入れる。煮立ってきたら再び弱火にして、ブイヨンとベイリーフを入れる。いい感じになってきたらキャベツを細かく刻んだのを入れる。ダイコンの葉っぱの芯も刻んでいれる。

そうしておいて他のこと、コーヒーを入れたりベーグルを焼いたりしているうちにスープができてくるので、塩で味を整える。食べる前にダイコンの葉っぱの緑の部分を細かく刻んで彩りにちょいと入れる。冷凍庫から発掘されたソーセージも入れる。具沢山の野菜スープの出来上がり。

そんないいかげんな野菜スープでも、思いのほかうまいから幸せ。一日があったかくなるね。