なぜキャッチャーという人生を読んで野球を観たくなる単純な頭なのか
「キャッチャーという人生」赤坂英一を読んだ。
プロ野球選手のインタビューをまとめ直したものらしい。同じ野球選手でも他の野手と違って忙しいものなのだなあ。ピッチャーの投げる球から守り方まで、判断することの多彩さは司令塔の名に相応しい。それ以上に登場する捕手たちの試合への執着ぶりはどうだろう。自分のポジションへのこだわりは他にないものではないのか。
登場するのは読売の村田真一、広島の達川光男、大洋の谷繁元信、等々である。有名選手だけれど、なぜか古田じゃない。その取り上げ方も面白い。プロのキャッチャーの記憶力があるからこそ、話の内容も細部まで至っていて、すごい。感心した。去年はプロ野球を一試合も見に行けなかったが、今年は球場に足を運ぼう。ビール飲みにいくだけでなく。
こういう本もたまにはいいなあ。図書館で借りました。
- 作者: 赤坂英一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/08/25
- メディア: 単行本
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