なぜこの期に及んで原発は産業の生命線だと思い込む馬鹿がいるのか

原発はすでにレトロ・フューチャーだと知った。

僕が子供の頃、原子力は未来のエネルギーだった。SFに登場する宇宙船も、ロボットも原子炉を持っていたと思う。
それが今ではどうだ。もはや不人気分野で、東京大学には原子工学科などとっくにないのだという。昔はほんとにあったのかも知らないから、まあ、いい加減な意見だけど人材がいなくなるなら遠からずその業界はなくなるのだ。

時代遅れの業界が滅びようとしている。もうここらでやめようと思っても、自分から言い出せないのはこの前の戦争と全く同じだ。「国策」を変える必要があるのなら、さっさと玉音放送を流して楽にしてやれと思う。なければないで、あきらめて次に進む根性はあるんだ、この国には。

福島以外に人が住めなくなる地域が出来るのは止めたいもんだなあ。

なぜ父の日のコーヒーはぼんやり幸せなのか

blogは習慣だとつくづく思う。

書く内容が無くても書いていると、あとで自分で読んでこんなことを考えていたのかと驚いたりする。まあ、面白いのである。改まって書こうとすると、なんだか生煮えでアップするのが気が引けることも多い。読んでくださる方も大きな期待をしている訳ではないだろうから、たまには書いておこう。

父の日で、娘たちにプレゼントをもらったのでそのことを書く。
物をもらってもあまり喜ばないと思われているようだが、それは違う。嬉しいのだがもったいないので使わないので、そう思われるのである。誤解は解いておきたいが、客観的な観察の方が正しいかもしれない。まあ、いい。
いただいたのは手作りの菓子である。ブラウニーというらしいが、早い話がチョコレートのケーキである。甘い。相当に甘い。震えるほど甘いのでコーヒーを入れてもらって、もぐもぐと食べた。美味かった。父親でいるのは楽しいなあ。こちらこそ、ありがとう。

なぜ上海日記が始まるとblogが復活するのか

また上海に来ている。

出張に出るとblogが書きたくなるのは、非日常が続くからネタに困らないということだろうか。それとも寂しがり屋さんで部屋で暇をもてあそぶからだろうか。まあ、どっちでもいいしそうでなくてもいい。

いつ来ても曇り空の上海だ。昨日はちょっと青空が顔をのぞかせて、珍しいと感心していたが今日はまたまた曇り空。それでも汗ばむほどの温度と湿度だ。一人でオフィスからホテルに帰ることになったので、タクシーを使わずに地下鉄に乗った。上海の地下鉄は便利で、市内を縦横に走っているのだ。しかもまだ駅も列車も新しい。ひとつだけ違和感があって、それは改札に入る前に空港のように手荷物検査があるのだ。万博までかと思っていたがいまだにやっている。何か意味あるのか?

地下鉄は乗るのに3人民元かかる。高いのか安いのか?今日のランチはワンタンスープで8元だったから、結構高い気もする。通りかかった店が鯛焼を売っていて、それも8元。行列ができていた。ふーん。

なぜラジオの昔の記憶をたよりにネットサーフィンなのか

昔のラジオの話。

不二家が提供で、ロイ・ジェームスが司会をしていた音楽番組があった。ニッポン放送で。
そのコマーシャルの音楽がよくて、あとで気がつけば売り出し中のユーミン山下達郎がやっていたのだった。ふと考えてネットで調べてみたけれどソフトエクレアとか、有名なのは出ているけど、それ以外は誰もコメントしていないなあ。僕がよく覚えているのは「パパは兄さん、ママは姉さん、僕たちみんな友達♪」というコマーシャルソングなんだけど、想像するに歌手デビュー前のユーミンじゃないかなあ。メロディが素敵すぎるもの。
そのうち本人が過去の未発表作品集とか出してくれるとうれしいなあ。

ちなみに達郎さんのは「ハートチョコレート」が好きです。

なぜ上海の街は住宅街もオフィス街も早起きなのか

朝の上海を走るのは楽しい。
にぎやかな市場、出勤を急ぐ人々。公園では大勢の人がそろって太極拳。軽トラック並みの積載量を誇る自転車。母親と手をつないで歩く赤いリボンの小学生。朝日の中、ふわふわと柳の綿毛が飛んでいる。
新緑の中で新しい一日が始まった。

なぜ準備不足のまま上海に来ていきなりblog復活なのか

計画性というのは大切なことである。
事前に分っていれば驚いて狼狽するということもないし、だいいち対策も立てようがある。そういった理由でスケジュール表のTO DOリストに切れそうなパスポートの更新を加えておいたのである。ぎりぎりで出張、などという状況がいちばん危ない。ビジネスマンの端くれとしては用意周到にしておくべきなのである。で、ちょっと時間が出来たので写真屋さんに行って証明写真を撮ってもらった。さすがに10年ぶりだから老けたよなあ、と思うが仕方ないことだ。若いままの方がどうかしている。そんな人間は悪魔と取引しているのに決まっているのである。
最近は手続きのために謄本を取りよせたり郵送されて来た書類を持参して、というような煩わしさが無く更新できるらしい。写真と手数料を持参して申し込むと一週間で出来るので、再び取りにパスポートセンターに訪れればいいのだ。で、窓口に行くとこういわれた。
「もう一年、期限が残ってましたけどいいんですよね?」
ひええ。一年間違えていたのである。そそっかしいことこの上ない。

まあ、早い分にはいいのだ。えへんえへん。と威張っていたらいきなり出張になった。
今日から久しぶりに上海出張。計画性の微塵もないが、まあ無事に行って帰ればいいのだ。

上海、暑いじゃないか。フリースまで鞄に入れて来たのに。

なぜこの季節になるとランニングコース選びに迷うのか

人間が叫ぼうが怯えようが、自然の勢いは止まらない。

地震原発事故で落ち込んでいるところに桜の花が満開になった。朝のランニングはお花見ランに決めて、北沢緑道から目黒川沿いの桜並木を辿って走った。見事だなあ。今日は立て込んでいてお弁当もってお花見、には出られなかったが花の数は堪能しました。先週、善福寺に向かって走ったときにはまだ咲きはじめで、それはそれでよかったけど、この時期は毎日風景が変わるので目指すコースが悩ましい。

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