なぜ忙しくなると映画館へ通うようになるのか

最近見た映画のことを書いておかないと。

「大いなる陰謀」ロバート・レッドフォード監督
アフガニスタンに送り込まれた兵士と、彼らの教授、教授の今の教え子(劣等生)。大統領の側近である国会議員と、彼にインタビューするベテランの女性ジャーナリスト。登場人物はほぼそれだけである。あとは状況説明用の人物として出てくるだけ。このシンプルさが、観客を物語のずうっと奥まで連れて行くのだ。一人で見るより、あれはなんだったのかを話し合う相棒と一緒に見た方がいい。今現在、こういう映画をつくって公開できるアメリカは奥が深いです。映画館で見たい映画。

最高の人生の見つけ方ジャック・ニコルソン主演
余命半年、と宣告されたら死ぬまでにやり残したことをしないと。そんなふうにベビーブーマーが人生の幕引きを世界中で考え始めている。アメリカの映画だからとてつもなく楽観的。話は悲しく楽しい。こういう生き方がアメリカ人の理想なのかなあ。まあ、ビデオで見ても良さが伝わる映画だと思います。