なぜラフマニノフの映画を見ながら邪推してニヤニヤしているのか

渋谷文化村の映画館で「ラフマニノフ ある愛の調べ」という映画を見た。
夫婦割引やってない映画館もあるんだ。なんだか損した気分。ぶつぶつ。

この映画はロシア映画だけれど、まあ、内容は少女漫画である。というのもラフマニノフという男が品よく描かれているからそう思うのである。音楽的にはもちろん天才なのだけれど、女に惚れるとインスピレーションが浮かぶタイプ。結婚すると全然かけなくなるし。浮気すると美しいメロディがほらこんなに・・・。ふつうこのパターンはもっと露骨に描くでしょう。
まあ、それは勝手な憶測で、映画はとても楽しく見られました。でも、原作はもっとだらしない男ではなかったのかしら。あ、現実じゃなくて原作、ね。

ラフマニノフの音楽はロマンチックでいいなあ。ところで映画に使われている音楽の録音がいまいちなのは、ひょっとして当時の録音を使っているからかなあ。