なぜ友達は遠くから、生ビールは近所からやってくるのがありがたいのか
大学時代の友人たちが我が家にやってきた。
生ビールを注文して、飲んで、食う。題してBeerPartyである。生ビールと機材は馴染みの酒屋さんが持ってきてくれる。ありがたいことである。今年はちょっと豪勢にプレミアムモルツを注文した。20リットルである。20リットルと聴くと、10人ちょっとの人数では飲みきれないだろうと思うかもしれない。でも、そんなことはないのである。全然飲まないメンバーも含まれているのに、あっさり飲んでしまうのである。恐ろしいことである。
料理は、もうはやマンネリと云われても、いつも通りの料理しか出来ない。でもまあ、それでいいのだと思う。寄る年並には勝てないので味付けをさっぱりさせたりはするのだが、もはやコッテリはいけない。我が家のスペアリブは名物なので、これでいいのだ。空豆を炭火で焼いて、残りの火でスルメを焼く。ベーコンと、チーズと、ちくわのスモーク。鰹の土佐作り、フルーツトマトのサラダ。レタスのサラダにパルメザンをぶちかけたもの。我が家のぬか漬けに、おみやげの水茄子。それかれこれから、ああ酔っぱらって忘れてしまったが、呆れるほど食べて、飲んだ。一升瓶も一本空いたし。