なぜ熱を出しながら幼稚園の頃の記憶を手繰ろうとしているのか

連休はクラリネットのお師匠様が演奏されるコンサートに出かけたり、古い友人のお宅にお邪魔しておいしい夕食をいただいたり、それなりに楽しい毎日だったのだけれど3日目の午後になって体調が崩れる。手足が冷えてつらい。胃腸が張って気分がよろしくない。晩飯を抜いてベッドにもぐりこんだまま、時々水を飲むだけですごした。飲んだ水が胃袋の中でぐるぐるぽこぽこと音を立てるのがわずらわしい。胃袋が動いていないのがわかる。これ風邪かなあ。

ウトウトして、2時間おきに目が覚める。わけの分からない夢をのべつ見ている。少し熱もあるようだ。

僕は幼稚園の頃から、熱が高いと必ず見る夢があって「ああ、おれは熱があるな」とその夢を見ながら思うのだ。でも、どんな夢なのかは巧く説明できないんだよね。