なぜアメリカ人はフェアであろうとする人間を無条件で賞賛するのか

古い話で恐縮だがGoodnight,and Goodluckを見た。ビデオです。いやDVDか。

マッカーシー上院議員の赤狩りにすくみ上がっていたジャーナリストの中で、反論して言論の自由を守るのに躊躇しなかったテレビマン達の話。全編モノトーンで、音楽はJazz。よくこんな渋いテーマで興業に成功したもんだと思えるような映画でした。ジョージ・クルーニーは昔のテレビドラマのヒーローのようにかっこいいね。アメリカにも歌舞伎役者がいるんだなあと思わせる役者さんだ。この映画では監督と脚本もやっている。才人です。

話は面白い。役者もいい。音楽もいいので見て後悔する人はいないでしょう。しかしヤンキーも大勢でこんな映画を見るんだなあ。まあ、裏を返せばパットン大戦車軍団のような愛国映画なのかも。