なぜお彼岸がなければ会わない人たちと旧交を温めるのか

お彼岸強行軍その2。

八千代というところに御本家のお墓がある。九州から運んできた古い墓だ。じいさまばあさまをはじめ叔父達が入っている。今年は従兄弟の奥さんが入ったこともあるのでお参りに行くことにした。いつもは車なのだがきょうは現地までは一人なので電車で出かけた。不慣れなコースで不安だったが乗ってみれば1時間少しで着いてしまう。高速道路は今日も混んでいたようだし、電車はスムーズでよろしい、現地では従兄弟達の車があるので便乗させてもらえばいいのだ。

初めての駅なので花屋がみつからない。スーパーのはじっこにちいさいものがあった。仏事用の花ばかり。さがしたらピンクのユリがあったのでバケツごと買う。といっても数千円であるが。これを抱えて墓地まで歩き、現地で従兄弟たちと合流する。みな元気そうでなによりだ。

墓参りという口実がなければ、こうして会う機会もないわけだし、まあ、これも縁と言うものか。