なぜ新世界の第二楽章で歌いまくってゴキゲンなのか

versaloft2007-02-17


定期演奏会が無事に終わりました。

今回は大先生の追悼公演でもあったので、記念碑的な作品の「新世界より」を演奏しました。なにしろ総員20名程度のブラスバンドであり、それもOB/OGだけの弱小楽団であるのだから限界は分かっています。楽器も吹く人も足りない。でも、やるとなったらやるわけで、無謀としかいいようがありません。

実際、午前中のリハーサルではみんな音が出ていないし、バランスも悪くてどうなることかと思いましたが、午後の直前のおさらいでは俄然音色も良くなり、本番では今までで一番まともなんじゃない?と言う人がいるほど、しっかりした演奏になりました。

パートが足りないのでオーボエの吹き替え、ホルンの吹き替え、テナーサックスの吹き替え、トロンボーンの吹き替えも頻発し、休める部分もほとんどなく、全曲通して吹きっぱなしです。ああ、しんどい。でも楽しいや。
ドボルザークのイメージの中に楽器を持って遊べる楽しさよ。これ以上の音楽道楽はないなあ、と吹きながらつくづく感じたのでした。

今年も仲間に入れてくれてありがとう!