なぜ拓郎のコンサートを見ながらつまらぬことで感心しているのか

versaloft2006-10-23


昨夜の土砂降りといい、天気がさえなくなったら急に涼しくなった。いきなり長袖のタートルネックシャツで出かけたが汗もかかない。コートの種類を替えたら真冬の装いだ。寒がりなのでいたしかたない。

仕事に行くときも家にいるときもあまり変わらない格好をしているので、どうもけじめというものがなくていけない。昔は意識的に家ではジーンズということに決めていたのだが、やがてだらしなく曖昧になって、会社にもジーンズで行くこともある。なんだかなあ。

ほんとうは仕事にはお洒落なスーツにヨコワケで出かけたいものだが、それも近頃は億劫である。さらにお洒落には資本がいるけれど、臑がやせ細った身では心許ない。いっそ帰宅したら和服、というのをやってみようかとも思うが、そのまま酔っぱらって寝間着にしてしまいそうな予感もある。

もうすぐ大勢の団塊の世代が引退するらしいが、みなスーツを脱いだ後はどんなスタイルになるのだろうか。そういえば今夜、吉田拓郎かぐや姫のコンサートをテレビでやっていたのを見たが、観客の服装はお洒落とは云えないまでも、それほどひどくはなかったな。あの世代はそれなりの美意識を持っているのかもしれない。