なぜ久しぶりに自転車に乗るとケツが痛いのか

versaloft2006-08-13


先週、久しぶりに自転車で出社しようとしたら、なんと後輪がパンクしているではないか。あれれ、これは先月中目黒の自転車屋で修理してもらったのと同じタイヤではないか。どうやらバルブ近くのゴムが駄目になっているらしく、バルブを傾けるだけで空気が漏れてくる。こうなるとチューブごと換えるしかない。
今日こそはなんとかしようと思い立ち、近所のママチャリ屋に行ってチューブを買い求めた。ママチャリには使わないフレンチバルブとはいうものの、国産のチューブがなんと1360円だという。驚いて思わずでかい声で「たっけー!」と叫んだら店内にいた客が全員、その声で驚いていた。店主は「すみませんねえ」というが、いくら自由価格とはいえ、それは吹っかけ過ぎだろう。しかしパンクを修理しないことにはにっちもさっちもいかないのだからしかたない。
帰ってそのバカ高いチューブを使ってパンクを直す。今日は日曜日でしかも夏休み中だがどうしても会社に行かないとすまない用事がある。でも、またパンクの憂き目にあってはたまらない。神宮前の「なるしまフレンド」に寄って、まっとうな値段のチューブを買っておこうと考えた。なるしまでは全く同じチューブが500円。あのママチャリ屋はなにか間違えているとしか思えない。そういえばタイヤも替えてから2年以上たっているなと思い立ち、探してもらうと手頃なタイヤが見つかった。しかし、今までよりちょいと細いので、今朝買った馬鹿高いチューブは使えない。いかにも不経済だが、この際、換えてしまうが吉、と勝手に思い込んでタイヤもチューブも購入。店先と道具をお借りして交換作業をする。
ありがちなことだけれど、ディレイラーがぎくしゃくするなどとスタッフ相手に話しているうちに延びてしまったチェーンも換えることになる。チェーン交換はやったことがないのので交換作業はお任せして見学することにした。ディレイラーやブレーキの調整もしてもらい、作業終了後は驚くほど走りがスムーズに。ああ、新車の頃が思い出される・・・幸せダア、などとぶつぶついいながら仕事に向かうのだった。

帰宅してから、ああ、ケツが痛い、などと思いながら記録を見てみると、実に二ヶ月ぶりの自転車生活なのでした。こんなに乗らない期間が長くなったのは、この5年間のうち初めてじゃないかしらん。