なぜ箱根の山は天下の嶮なのか

versaloft2006-08-12


今年の夏休み家族旅行は箱根!いつもは車で出かけて行くので、一度でいいから生ビール飲みながらロマンスカーというのをやってみたかったのです。いやはや、座っていれば生ビールも飲めて、いつもまにか着いている。ほんとにらくちんです。
箱根湯本からからは箱根登山鉄道スイッチバックでずんずん山を登って行く。強羅からはタクシーで宿まで、それも玄関先まで直行。渋滞も知らず、道中のアルコールも居眠りもOKのわがまま旅でした。

途中、友人おすすめの天山湯治郷という日帰り温泉施設に立ち寄ったのですが、これがまたよかった。源泉のかけ流し湯が、しかも熱めでこんこんと湧いているのです。食事もリーズナブルでおいしかったし、休憩室も貸し切りできる座敷があって快適。気がつけば家族全員爆睡していました。しかも!貸座敷を借りると奥にある特別な露天風呂に入れる。これがまた、紅葉の緑がこぼれる野趣あふれる森の露天風呂で、蝉の声がするばかり。他には誰も来ないので貸し切り状態。しばしの極楽でした。

宿でのおいしい夕食後は、娘たちを花火で遊ばせて、僕とヨメは持参の焼酎「伊佐美」を箱根の水で割ってだらだらと酔っぱらう。温泉のほどよい疲れが眠気を誘い、ついウトウト。箱根はいいなあ。こんなに近いのに東京とは別世界です。ああ、いい夏休みになりました。

写真はお土産ちもと「湯もち」の包み紙。白玉の柔らかい餅の中に細かく切られた羊羹が散っている。タクシーの運転手さんご推薦のお菓子。好評でした。車で出かけていては巡り会えなかった逸品でした。