なぜ早起きしてR.シュトラウスのオペラを聴いているのか

ここ数日は雪と寒さに怖じ気づいて玄関を開けるのもおっくうだ。しぶしぶ朝刊を取りに出ると郵便受けに注文していたCDが。よく冷えている。今は当たり前のようにイギリスから届く。

個人輸入の時代からやっていることだからそれ自体は感心するまでもないが、当時は国内入手が難しいものを買っていたのに、今では値段も安いし、時間もさしてかからないのには大いに感心する。
ここのところ物欲制御期間なので本やCD購入を控えているのだが、聴いておかないといけない事情があって、R.シュトラウスの「ばらの騎士」全曲を購入した。三枚組。指揮はカラヤンamazonマーケットプレイスから注文したら1週間ほどで到着。

R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」(Richard Strauss - Der Rosenkavalier)全曲(3枚組)

R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」(Richard Strauss - Der Rosenkavalier)全曲(3枚組)

録音は古いが音はいい。「ばらの騎士」はウィーン風、早い話がモーツアルト風のオペラ。聴いてる方は楽しいが、音がモーツアルトのオペラに比べると現代的で、リッチに感じる。オーケストラピットがぎゅう詰めになりそうなほど楽器が多いのか、オーケストレーションの進化なのか。

R.シュトラウスの他の曲に比べて小難しくないので、早朝なんとなく流しておいても気分がよろしい。コーヒーが飲みたくなる。