なぜ夏が終わったばかりなのにガスの暖房にあこがれるのか

一気に寒くなってしまったなあ。

今日は昼前から日差しが明るくなって、このまま温度が上がるのかと思ったら涼しいままでした。先週まではエアコンを入れないと過ごせなかったのに、もはや長袖。今年は気分屋さんの季節のようです。

涼しくなると次の季節のことを心配しなければならないのだけれど、つまり今度は暖房だ。我が家はリビングルームを灯油のファンヒーターでまかなって来て、それはそれで快適だった。しかしさすがに十年経つと、なぜか燃費も落ちる。本来ならとっくに点検整備に出すべきものだ。

灯油は本来経済的であるはずだが、近頃は大して安くはないし、ガソリンスタンドまでいちいち買いに行くのも年のせいか億劫である。灯油が切れるたびに油を注すのも灯油置き場が外にあるので寒いことこの上ない。整備に何万円もかかるのもたまらない。そこで次はガスにしようというのが昨シーズンからの計画だったのだ。

せっかちなので、近所の東京ガスの店に見に行くが、さすがに実物の展示は始まっていない。カタログのみ入手。読んでみると、やや大きいタイプでないと部屋には合わないようだ。イオン機能のないスタンダードなタイプでも76,440円だという。なにかしらの割引はあるのだろうけれどそれでも高価である。

帰宅して価格comを調べてみる。とんでもなく安い。同じ製品が三万円台さえある。どうしたことだ。色々見ていると近所に倉庫を持つ会社があって、そこは取り寄せが効くようだ。しかも値段は32,380円。自分で取りに行けば振込料も送料も不要だという。感心しながらポチッとしてしまった。しかしこの価格差は何だ。

いやはや気が早いことだけれど、昔の東京は11月の初めには夜や早朝にストーブを入れていた。入荷を待たされそうだけれど、しばらくのあいだは余裕で待てるし、今年からは夜中に灯油を買いに行かなくていいのだから、まあ、ハッピーなのだ。