なぜMacの無線LANが繋がらなくて七転八倒なのか

タイトルの通りなのだけれど、かなり苦労しました。

僕は10年ほど前から、無線LANAirMacというシステムを愛用している。配線がないので見苦しくないし、ノート型は家中もって歩ける。とても便利だ。ただ、Apple製のAirMacというベースステーションは寿命が短い。2、3年で駄目になって行く。今回追加購入したAirMac Extremeでたぶん4台目だ。

昨日まで使っていたのはAirMacExpressという小型のタイプで、性能的にもこれで十分だったのだが、ちかごろ何度か繋がらないことがあったのだ。リセットすればなおるのだけれど危険な兆候だし、そろそろ寿命が来てもおかしくない。そこで上位機種であるExtremeを買ったのだ。

アップルコンピュータ AirMac Express ベースステーション with Air Tunes MB321J/A

アップルコンピュータ AirMac Express ベースステーション with Air Tunes MB321J/A

Apple AirMac Extremeベースステーション MC340J/A

Apple AirMac Extremeベースステーション MC340J/A

Extremeの優位性はいろいろあるようだが、なんといってもTimeMachineというバックアップシステムが使えるところがいい。iMac本体ではなく、無線LANベースステーションにHDDをつないで使える。

てなわけで、入手したAirMacExtremeを早速つないだ。設定は前の機械と同じ。なんの苦労も無く、iMacに導かれるままあっさり繋がって、ネットへの接続も昨日より気持ち早い気がする。ああ、らくちん。

と思ってぐっすり眠った翌朝、ネットを見ようとすると、なんだかぜんぜん繋がらないんです。設定メニューを確かめてみても、そんな名前の電波は飛んでないのです。あれれれ。

しかたなく、昨日まで使っていたExpressにつなぎ代えてみると、再びあっさり繋がった。へんだなあ。で、夕方から再びExtremeにトライ。だって新しいのに壊れてるんじゃ悔しいし。でも繋がらないんです。あれもこれもしてみたけれど、貴重なアドバイスも色々いただきましたが、けっきょく駄目。あああ。

しかし問題は全く別のところにありました。

設置場所です。
けっこう熱を持つ機械なので、設置場所の中空に棚を吊って置いていたのですが、これが金属製なのがいけなかった。いかにも冷却効果のありそうなメッシュの板なんだけど、これが電波を妨害していたみたい。棚板を外したら、あっさり繋がりました。ほんと、何にもなかったように、あっさりと。Expressは本体をコンセントに直接差し込むので宙づり、だから問題が起こらなかったわけです。

いやはや、明日になったらAppleのサポートに電話をしようとメモを作っていた矢先だったので、ほんとにありがたかった。しかし間抜けな設置場所で、こんなことになるとは。

機械っていつも重い通りに行かないものです。