なぜ墨田区であっちこっちに行っては驚いているのか

墨田区に所用があり、行ってみた。

京成曳舟という名前の駅で降りればいいというので、新橋から都営浅草線に乗ってみる。押上を目指せとiPhoneの乗り換え案内は云う。なぜか聴いたこともない駅を目指す電車がホームにやってくる。まあ、これに乗ってみよう。たぶん何かの私鉄に乗りいれているのだろう。押上という駅を過ぎると、曳舟という駅だった。京成曳舟で降りたかったが、多分近くだろうと思って下車してしまう。ところが駅を出て驚いた。これが京成曳舟だったのだ。駅のホームにある表示は曳舟だが、外に出て看板を見上げたら京成曳舟と表示されている。なんでだ?

所用を済ませてまた京成曳舟に戻り、電車に乗る。こんどは押上という駅で降りて、半蔵門線に乗り換えるのだ。ところが、半蔵門線押上駅に立って驚いた。半蔵門線の一つ前の駅名も曳舟なのだ。たぶん、もう一つ別の曳舟駅があのそばにあって、そこは別の電車が通っていて半蔵門線に乗り入れているのだろう。上海で地下鉄に乗るより難しい。

東京生まれなのでもう半世紀以上もこの街に住んでいるが、まだまだ知らないことでいっぱいだ。