なぜいまごろ名著を読んで感心しているのか
『情報の文明学』(中公文庫 1999年)を読んだ。
読みながら、どうもどこかで読んだ事がある、と思ったら雑誌「広告批評」で大昔に特集された論文集に、肝である部分が入っていたらしい。1980年代の事だった。
現在置かれている状況をテレビの黎明期に既に予言していたのだから頭のいい人はいるものだ。でも、その根本になるのは「それはつまり・・・」というシンプルな考え方なのだなあ。
- 作者: 梅棹忠夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1999/04/01
- メディア: 文庫
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