なぜ黒いセーターを着ているとコロコロ師になってしまうのか

冬はペタコロが欠かせない。

黒や紺の衣料は埃やゴミが付くと目立つので、放っておくとみすぼらしくなってしまう。冬場は静電気もあるし、我が家にはウサギの毛もある。ゴミのたぐいには事欠かない。特に、僕はダウンのアウターを良く着るので、ジャケットからはみ出たダウンのゴミが黒いセーターにしがみつくようについてしまうのである。ダウンから出るゴミはどうして複雑にウールに絡まるんだろうか。時にはピンセットが出動しないと解決できないゴミもあるよね。

というわけで粘着クリーナーの出番だ。

粘着力であればガムテープが強い。ガムテープを20センチほどでちぎって輪にすれば、それで用は足りるのだが、使いやすいかと言うと、そうでもない。昔からよくあるコロコロクリーナーは、小さすぎるし、チカラが入りにくい。安いのはめくるときに次の面まで千切れたりしてイライラする。しまうときに粘着面につけるカバーも付いているけれど、使いやすいとは言い難い。

スコッチブライトのペタコロも、粘着式のクリーナーなのだが、粘着企業の住友3Mさんがつくっているだけあって、とてもよく良く考えられている。

まず棍棒タイプである点が秀逸だ。ふつうは柄と直角に、野球グランドのローラー(コンダラ、であるね)のようになっているものだが、ペタコロは柄とロールがあえて直線になっている。着ているコートのゴミを取るにはこの方が使いやすい。シートの幅も大きすぎず、小さすぎず、充分である。で、新しい面を出すときの捲りやすさにストレスがない。どんどんめくると当然ロールがどんどん痩せていくのでもったいない気がするのだが、めくらないことにはペタペタしない。めくりやすいので、エイヤ!と、どんどんめくる。ケースはプラスチックで、簡単なつくりなのだが、放り込めばオーケー。使いやすいのだ。

僕は今朝もコロコロ師となって、絶賛コロコロ中。

3M スコッチ・ブライト ペタコロ 粘着クリーナー 衣類用 ケース付

3M スコッチ・ブライト ペタコロ 粘着クリーナー 衣類用 ケース付