なぜ電子辞書は膨大な情報を持ち歩けるのに一部分しか使わないのか

電子辞書というのは便利なモノである。

会議中に(紙の)辞書を引いていると、「私は英語が分かりません」というボディランゲージになってしまう。それに引き替え、傍らに置いた電子辞書をはじいていても、態度に気をつければ、不思議に目立たない。

特にバックライトがあると暗闇でも見やすいので、プロジェクターで行われる会議でも安心だ。

娘のところにサンタクロースが新しい電子辞書(スペイン語付き)を持ってきてくれたので、彼女がそれまで使っていた電子辞書がお下がりで父親のところにやってきた。もう5年ほど前の機種なのだが、発音機能もあるし、全く問題がない。ただ、傷だらけでいかにもみすぼらしいので、ケースを新調することにした。

会社の帰りに量販電気店へ寄る。見て回るとケースだのカバーだのは壁一面にある。色々迷ったが、革カバーのタイプが見栄えも良さそうだ。純正ではなく、エレコムから出ているカバーを選んだ。で、買って帰って機械を入れようとしてみると、あれれ、電子辞書をカバーに固定する粘着シールがない。

で、翌日また店に行って交換して貰った。その際、昨日のレシートを改めて見ると、買った値段が店頭表示価格より高い。これはいったい、と店員に話すと、どうやらレジの登録が古い値段のままになっていたようだ。店も買い手も間の抜けた話である。いろいろあって払いすぎ分の400円を返して貰う。なんだか得をしたのか、いろいろやって草臥れ儲けなのか、判断も出来ない。結局値段は1,480円だった。安いのか高いのかも、よく分からない。

まあ、なんとか新しく見える電子辞書が手に入ったわけで、文句を言っては罰が当たる。あとは会議中に寝ないように気をつけるだけである。なるべく。

ELECOM 本革製電子辞書ケース(参考収納寸法148*18*99) DJC-T003BK

ELECOM 本革製電子辞書ケース(参考収納寸法148*18*99) DJC-T003BK