なぜ未来のことを考えると古い考え方の正しさに思い当たるのか

人の気持ちと未来。

分からないものの代表だ。もっとも、人間社会の未来は人の気持ちの行方に掛かっているのだから、分からないのも自明です。

山岸俊男著「社会的ジレンマのしくみ」を読んだ。

ゲーム理論の空しさ、とか、戦略的な(計略的な、かな?)生き方の的はずれさ、とか、結構面白い。人間の活動というものは、他人の思惑によって左右されていくモノなのだなあ。

こういうことを高校生の頃に教えて貰えれば、もう少しはマシな人間になっていた気もする。気のせいかな。