なぜ早朝から横浜エコライドに出かけてニコニコしているのか

横浜エコライド2008というイベントに参加してきました。

エコライドとはなにか?正確なことは理解していないのですが、なにしろ自転車乗りが集まって、競争するでもなくタイムを計るわけでもない、ぐるりとそこらへんを走って回るイベントです。東京でも同じ趣旨の催しが何度か行われていて、僕も参加したことがあります。なんとも平和でよろしい。競うと言えば自慢の自転車と派手なユニフォームくらいですから。

詳しくはこちらのサイトをご覧下さい。

朝の7時15分までに受付を、ということなので自転車を担いで家を出ようとしたら、フラフラしているのを見かねたヨメが東横線の駅までクルマで送ってくれました。送ってもらってよかった。生まれて初めて「輪行」というのを試みたのですが、いつも載せてもらっているばかりの自転車様を担いで歩くのが、こんなにも大変だとは思いませんでした。

自転車のタイヤを外して、「輪行袋」というのに入れると電車に乗せてもらえるのです。が、やっぱりでかい。早朝なので電車は空いているけれど、かさばること甚だしい。自動改札も広いところを通ります。横浜の地下鉄駅を地上に出て、広いところを見つけて組み立てるのですが、これもテキパキとは行かず。他人に見られると恥ずかしい限り。

そこから、集合場所の公園までは自転車。横浜の天気は曇り。心配していたが,保ちそうだ。受付時間を過ぎていたけれどなんとか手続きを済ませ、お揃いのブルーのベスト、お茶、SOYJOY、バナナなどをもらう。参加者は300人くらいらしい。なかなかの賑わい。子どももいれば、ベテランもいる。いい自転車に乗ってる人が多いなあ。

8時ちょうどのスタートで、間隔を空けて、どんどん出発する。横浜の地理は皆目分からないので、迷ったら大変、と、ひたすら前の人についていくだけ。市内は信号が多いし、車道の一列行進なので、渋滞はやむなし。東京よりマシ、と周りの人が話しているのが聴こえる。コースにはあちこちにガイドがいて案内しているので迷子になる心配はなかった。

異国情緒の建物を眺めながら、どんどん走っているうちに、おお、長者町!「バンドが始まれ〜ば〜,喧嘩もはじま〜る〜♪」おもわずクレイジーケンバンドのメロディを口ずさみながら、またどんどん行く。

根岸の坂道、というのが結構きつくて、なかなか終わらない。ああ、しんどいと思っていたら森林公園に出て、ここで休憩となった。またお茶とSOYJOYをもらってひと心地。山手のエリアは、魔女だの、ネズミだの、魔法使いだの、ハロウィンの衣裳をつけた子どもたちがたくさん歩いていて可愛い。

そこからはどんどん坂を降りて、あっというまにゴールまで走ってしまう。信号待ちの渋滞がないのでとても早い。20kほどの道のりでしたが、自分で走りに来ようとは思いつかないところなので,予想以上に楽しかった。天気も(ちょっとぱらついたけど)快適な気温でラクでした。

で、解散後はレンガ倉庫でやっていたタイ・フェスティバルに寄って、タイランド風ラーメンを堪能して帰りました。自宅には1時前に到着。早起きした休日は一日が長くていいなあ。