なぜ昔の名画座のような映画を連日見ているのか

録画しておいた「フォロー・ミー」を観た。
たぶん高校生とかそんな昔に観たんじゃないか?どんなんだか忘れたけど。
などと思っていたら全然知らない内容で、まったくの初対面でした。こんな映画だったのか・・・。音楽は昔の深夜放送でよく耳にした。林美雄さんがこの曲をバックにはがきを読んでいたなあ。

台詞運びが舞台劇っぽい楽しさ。もちろんロンドンの風景とか、そこかしこに美しいシーンもある。若妻のミア・ファーローがとにかく自由で自然な感覚の持ち主で魅力的なんだけど、それに対する上流階級の高慢ちきな世界観が今見ると現実的に見えない。持てる者と、持たないが自由な者、ほんとうに豊かなのはどっち?そういう永遠のテーマだから、「マイフェアレディ」のパロディのような気もする。「ラブストーリー」のギャグ版のような気もする。

この映画のミア・ファーローって、大竹しのぶみたいだ。ウディアレンの映画で見るより、ちょとキュート。フォローミー、ミアファーローってそれだけで回文みたい。関係ないけど。面白かったのに、これってDVDで出版されてないみたい。なのでyoutubeを貼っておきます。