なぜ港北まで行って家具屋の中で我慢大会なのか

versaloft2008-05-09


連休のついでというわけではないが、有給休暇というものをとってみた。
で、思い立って港北ニュータウンにでかけて、IKEAを見に行ったのでした。

あれは凄い。
なにしろでかい。しかも意味なく安い。

「かわい〜♪」
などとフニャケていたら金がいくらあっても足りぬ。
しかもその家具が家に来た日にゃあ、家の中の酸素が足りなくなりそうである。

そんな状況を恐れて、夫婦で打ち合わせておいた。
「今日は下見である。買い物はしないこと。相方が買いそうになったら止めること」
「ラジャー」
しかし、物欲とは理性とは別に存在するものである。

「おお、これちょっとよくない?凄く安いし」
「んーっとね、色が嫌だからいらない」

はあはあ。エネルギー使う。買う方が楽。

「この色素敵!安い」
「ああ、いいかも、じゃなかった。今もう、同じようなの、あるでしょ。いらない」

ひいひい。どうでもいいことでNOっていうのは辛いものだなあ。しかしなんとかより過ごす。
夫婦そろって手をドラえもんのように握りしめ、歩き回ったのでありました。

しかし、店を出たときには娘のおもちゃ整理箱と天井から下げる不思議なカゴだけは持っていたのである。恐ろしいことである。そんな安物の買い物で合計金額717円だったのだが、実はあと200円も足せば、立派なフロアランプが買えたのだから、さらに恐ろしいのである。

今時の若い夫婦はこういうお店があっていいなあ。