なぜエリザベス一世が妹の首をちょん切ってスペインの王様を挑発するのか

性懲りも無く映画の話。「エリザベス　ゴールデン・エイジ」を見た。

16世紀のイングランド、エリザベス一世の時代の話。
当然、スペインとの確執と無敵艦隊との戦いが描かれる。やっぱりこの時代のヨーロッパ人は野蛮で怖いなあ。学生時代も世界史を読むのが怖かったものなあ。血で血を洗う謀略と暴力が支配している世の中だ。海軍の提督は海賊上がり。そりゃあ、海戦に強いはずだわ。この勝利で貧乏国だったイギリスが一気に世界の頂点に躍り出るのだものなあ。殺人、略奪、復習。乱暴なところはやくざ映画とあまり変わりません。タイトルもそうした方がいいのではないか。「とれるもんならとってみいや！緋牡丹エリザベス　頂上決戦」とか。

アカデミー賞のコスチューム部門を受賞したらしいが、さもありなん。このリアリティが素晴らしいね。
スペインの王様が連れている娘のことが、史実に暗い僕にはよくわからなかった。あれは有名な人物なのかしら。