なぜお正月の浅草はいつもとちがってしっくり来るのか

versaloft2008-01-06


突発的に浅草に出かけた。

冬休み最後の日に、次女の「何処かへ連れて行け」コールがあり、家でやるべきことも沢山あるのだが、父娘のふたりで出かけることにあいなった。遊園地へ行きたい、というので、反則かも知れないが「花やしき」へ連れ出した。浅草は
まだお正月気分がたっぷり残っている。地下鉄の出口を出るなり人波にさらわれるように浅草寺へ向かい、お参りをしてから花やしき。動きに無駄がない。入場料は900円もした。昔は入場だけなら無料だった気がするが…。あいかわらずの古くて狭くて、の遊園地だがパンフレットでもそう言って売りにしているのが可笑しい。

娘はジェットコースターは怖いという。オヤジはもっと怖いのでそれなら止めようという。かくして平和にぐるぐる回るものばかり乗っている。そんなに数もないので、すぐ乗り終わってしまう。プリクラを撮ったり、そうこうしているうちにおなかが空いた。遊び疲れた娘を連れ、昔行った蕎麦屋に行こうとしたが道が分からずたどり着けない。けっきょくぐるぐる回るお寿司屋さんに入ってちょっとつまんで、熱燗飲んで、というパターン。値段の割には美味しかった。それからまた駅に向かってぶらぶら歩き、満願堂の芋きんをおみやげに買ったり、おもちゃ屋でかねてご所望のラジコンカー(安物)を買い与えて娘の機嫌を良くしたりして、帰宅する。しかし、こうして振り返ってみれば娘のためと言うよりオヤジのための休日でありました。