なぜ失われた線路をたどって橋の上から眺めるのか

versaloft2007-08-14


軽井沢ではハイキングに出かけた。

と云っても、今回は山の中ではなく昔の鉄道沿いを歩くハイキング。かつて碓氷峠を走っていたアプト式鉄道の跡地を整備した散歩道だ。信越本線のJR横川駅から始まる道だが、途中の峠の湯という日帰り温泉に車を置いて出発。トンネルをいくつもくぐる。内部はひんやりとした空気で、救われる。

遊歩道は思いの外、人が少なくてのんびり出来た。煉瓦造りのアーチで有名だという碓氷第三橋梁(めがね橋)がゴール。そこから先はトンネルが封鎖されていて進めない。めがね橋は姿も美しいが上からの眺めもなかなかよろしい。ここを蒸気機関車で通った時にもこんな風景だったのだろうかとしばし眺める。終着点の橋だけ見に来る観光バスもあるようだ。橋の下から続々と人が上がってくる気配がしたので、退散。

来た道を下って、峠の湯へ。往復で1時間半ほどのハイキングでした。

峠の湯は建物のセンスもよく、清潔な温泉でした。こちらも併せてお勧め。横川駅から峠の湯までは観光用のトロッコ列車も走っているようです。