なぜ富士山まで出かけて自転車でふらふら登ろうとするのか

Mt.富士ヒルクライムに行ってきました。

富士スバルラインを交通規制で車を止めて、富士山の五合目まで自転車で登ります。距離は２４km、標高差は1,255ｍです。酔狂といえば酔狂。ただし、4,000人が参加しているので、ばりばりのレーサーもいれば、僕のように我慢大会のような気分で参加する人もいる、富士山だけに裾野が広い。

前日の受付なので、お仲間が滞在するキャンプ村に寄生させていただきました。みなやる気満々の人たちなので一緒いるのは申し訳ない気持ち。キャンプも上級者ばかりなので、至れり尽くせり。快適で楽しかった。就寝も１０時頃で４時半の起床に備えます。

レースは早朝の７時から始まります。ただし、年齢や熟練度に応じて出発時間がずらされているので、僕の出発時間は７時半でした。オヤジ世代のスタートは、足はなくてもお足があるのか高級自転車のそろい踏みで見物であります。のろのろと後ろの方について登って行きます。路上にはさっそくトラブっている人々もいるので、明日は我が身と慎重に足をくるくる回してレレレのおじさんのようにばたばた登ります。

ずいぶん登ってきたなあ、と思ったら、まだ５キロ地点でした。先は長い。ちょっと広いところで、おなじようなおっさん達がバテているところがあったので、さっそく仲間入り。実はシューズに付けているクリートがゆるんでしまって力が入らなかったのでした。親切な人にドライバーを拝借して事なきを得ました。